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シュピーツの歩き方と魅力のポイント トゥーン湖畔の小さな城と美しいブドウ畑を訪ねる旅

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2023年9月1日
公開日
2023年9月1日
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インタラーケンからトゥーン湖の遊覧船で約1時間。船はシュピーツの小さな入江に入る。湖畔に建つ古城とヨットハーバー、あとはブドウ畑が広がるばかり。こんな静かな町にすべての特急が停車するのは、ここが鉄道の十字路になっているからだ。北はベルン、東はインタラーケン、南はブリークとイタリア、西はモントルーと4方向からの列車がやってきてこの町で交差する。乗り換えのついでにちょっと立ち寄って、ぐるりと町を一周してみよう。

シュピーツへのアクセス

インタラーケン・オストからICや普通列車で21〜22分、ベルンからEC、IC、普通列車で約30分

シュピーツの歩き方

シュピーツの町はトゥーンとは逆に、駅が丘の上にあり、城は湖畔に建っている。駅を出ると、そこは町一番の展望台。斜面に広がる町と教会の尖塔、湖を見つめる城などがいっぺんに見渡せる。駅を出て左へ少し歩いたところにある観光案内所で地図をもらっておこう。まずは駅舎から左に延びるBahnhofstr.を下る。2ブロックで交差するゼー通りSeestr.がメインストリートなので、右へ折れる。この通りの突き当たりが船着場だが、その手前、Schlossst.を左折し、しばらく行って左側の小道を入った所に郷土博物館Heimat-und Rebbaumuseumがある。18世紀の家屋を利用したもので、外観はごく普通のシャレーだ。中にはこの地方の生活用具など昔の暮らしぶりがわかる資料や、スイスワインに関する展示などがある。
通りまで戻ったら、そのまま湖へ下りて城Schlossへ行こう。小ぶりだが高い城壁に囲まれた頑丈そうな造り。内部は博物館になっていて、この地方を治めていた貴族の意外に質素な生活が再現されている。('23年4/30〜10/31)周囲に広がるブドウ畑が何とも平和だ。駅から湖畔まで約15分。

シュピーツインフォメーションセンター(Info-CenterSpiez)

住所
Bahnhofstrasse10D,3700Spiez
電話番号
(033)6559000
開館時間
月〜金曜8:00〜12:0013:30〜17:30、5〜9月の土曜と7・8月の日曜9:00〜12:00(時期によって変動あり)
URL
https://www.spiez.com/
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