• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

ロイカーバートの観光ガイド 高地トレーニングと温泉でリフレッシュする贅沢な旅

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2023年9月1日
公開日
2023年9月1日
AD

高さ約900mの絶壁にぐるりと囲まれた、スポーツとテルメの村。テルメとは温泉のことだ。ローマ時代に発見された源泉があり、1日に390万ℓ、平均温度51度の湯が今も湧き出している。人口約1400人の小さなこの村に20以上ものテルメがあり、アルプス最大の温泉地として知られる。古代ローマ風の大浴場など、いずれも最新鋭の設備を導入したモダンな温泉ばかりで、日本の湯治場の雰囲気とはまるで違う。日本でも人気のクアパークやスパリゾートの原型と思えばいい。1400m近い標高を利用した高地トレーニングやけがの治療に来たスポーツ選手、シェイプアップとエステで美しくなりたい女性などがたくさん訪れる。旅行者も利用できるスポーツ施設やフィットネスセンターがたくさんあるので、2、3日滞在して優雅な休日を楽しもう。

ロイカーバートへのアクセス

ブリークから急行で西へ約20分のロイクLeuk下車。ここからLLBバスで北へ約30分。ほぼ1時間ごと。スイストラベルパス有効。

ロイカーバートの歩き方

岩壁に囲まれた村で、バスターミナルを出て最初に見る村の風景はかなりの迫力。ただ南側に大きく開けていて緩い傾斜があるため、集落の隅々までとても明るい。村には特に見るべきものがあるわけではない。スポーツで汗を流し、温泉につかってリラックス。天気がよければロープウエイで山へ上がってハイキングでもしてくるといい。
村のあちこちにあるテルメは高級ホテルに併設されたものが多いが、旅行者でも気軽に利用できる公共テルメも3ヵ所ある。日本の温泉は、含まれるミネラルの効能による湯治が中心。だからじっとつかって温まる。一方、ヨーロッパ流の湯治はジェットバス、打たせ湯、渦流浴、サウナ、ハーブ湯、冷湯、歩行浴など、水圧と温度を利用した療法が中心。これらを病気やけがなど目的に応じて使い分ける。ロイカーバートの湯は硫酸塩泉で、リウマチや皮膚病に効果があるそうだが、あまり臭いはしない。もちろん、疲労回復や美容のための入浴もOK。大きなテルメには、たいていフィットネスルームやエステ、美容院、レストランなどもある。

ロイカーバート観光案内所(LeukerbadTourismus)

電話番号
(027)4727171
開館時間
8:30~18:00※時期により変動あり
閉館日
4月下旬~6月下旬・11月上旬~12月上旬の日曜
URL
https://www.leukerbad.ch/
トップへ戻る

TOP