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レマン湖畔の花の町モルジュを訪れて楽しむオードリー・ヘプバーンの足跡と自然

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2023年9月1日
公開日
2023年9月1日
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小さな町だがオードリー・ヘプバーンゆかりの花の町として人気が高い。春はチューリップ祭りが開催され、夏は湖畔のプロムナードにダリアが咲き誇る。隣村のトロシェナに住んでいたオードリーはたびたびモルジュを訪れていたという。この町には彼女がよく訪れていた店が今もある。スイス西部の町から日帰りできる距離にある町だが、あえてここに滞在してゆったりと湖畔の景色を楽しむのもいい。春のチューリップ祭りは1ヵ月半にわたって開催されるので、この時期にレマン湖畔を訪れていたらモルジュに寄ってみよう。モルジュ城の隣の公園がメイン会場だ。

モルジュの歩き方

駅を出たら駅前広場の左側から湖に向かう通りRue Centraleを進み、旧市街のメインストリートGrand rueに向かう。この通りに出て左を向けば突き当たりに教会が見える。町の散歩は教会とは反対方向、まずは城を目指して歩き始めよう。オードリーが挙式した市庁舎まで来たら左に曲がり、車の交通量が多いRue Louis-de-Savoieまで出よう。道路を渡って右に進めば、徒歩2~3分でオードリーにまつわる展示が行われるボル博物館Bolle Museumがある。建物は18世紀に建てられた邸宅。モルジュと近郊の自然や文化についての展示が行われており、夏期(7~9月)にオードリーをテーマとした展示を見ることができる。この通りをそのまま南西の方角に進めば、すぐに博物館が入るモルジュ城Château de Morgesの姿が目に入ってくる。観光案内所は城の向かい側の建物だ。

城周辺の観光が終わったら湖畔のプロムナードを散策しよう。夏期は花壇に植えられた、たくさんのダリアを道の両側に見ることができる。道が左に大きくカーブするあたりまで来たら、そこは旧市街の北東の端。Grand rueから見た教会のすぐ近くにいることに気づくだろう。ここから駅までは10分弱。さらに湖畔を数分進み、左に曲がれば作曲家ストラヴィンスキーが住んでいた、現在はホテルとして営業している館ラ・メゾン・ディゴールLa Maison d'Igorに行くことができる。

花にあふれるモルジュらしい見どころをもうひとつ。モルジュ駅からバスで北へ15分ほど行った所にある「花庭園」ヴュイユラン城Jardins du Château de Vullierensだ。さまざまな花が育てられており、特にアイリスの栽培が有名。この場所に現在の城の元になった建物が建てられたのは14世紀の初め。それ以来この地を治める領主の居城となっていた。30haの美しく手入れされた庭園には、72のオブジェが展示されている。

モルジュへのアクセス

ジュネーヴからIRで26~31分。ローザンヌから11分。

基本情報

ヴォー
使用言語
フランス語
標高
376m
郵便番号
CH-1110
エリアコード
021(市内通話の場合でも初めにエリアコードをプッシュする)
MorgesRégionTourisme
住所
RueduChâteau2
電話番号
(021)8013233
URL
www.morges-tourisme.ch
開館時間
4/1~10/29月~金曜9:00~17:30土・日曜9:30~14:3010/30〜3/31月曜13:00~17:00火~金曜9:00~12:3013:00~17:00(金曜〜17:00)
閉館日
土・日曜、1/1・2、12/25・26
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