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南原(ナムォン)のいちばんの見どころは、広寒楼苑(クァンハルルウォン)。『春香伝(チュニャンジョン)』というラブストーリーの舞台として有名なところだ。旧市街から蓼川(ヨチョン)に出て、春香橋を渡れば春香テーマパーク。観光の中心は春香伝となるだろう。
旅のポイント
南原の中心は広寒楼周辺。すぐそばを蓼川が流れ、ここより北が旧市街になっている。南側には春香テーマパークや観光ホテルがある。
観光案内所が駅前と広寒楼苑、春香テーマパーク前などにある。地図などをもらっておくとよい。おみやげもここで手に入る。
KTXも停車する南原駅
ソウルの龍山(ヨンサン)駅から約2時間。KTX開通に伴い移転した新しい駅舎だ。101、102、112、113など数多くのバスが町の中心を横断して市外バスターミナル方面へ行く。広寒楼へは南門路(ナンムンロ)4街で下車。
高速&市外バスターミナルから町の中心へ
高速バスターミナル ソウル、仁川方面からのバスが発着する高速ターミナルからは、291、292、293、294番などのバスで中心部へと出ることができる。広寒楼へは南門路4街で下車。市外バスターミナル 町の中心へは徒歩圏内。春香橋を通ってを蓼川を渡れば、春香テーマパークがある。
南原から華厳寺(ファオムサ)、花開(ファゲ)方面へ
南原は智異山(チリサン)を挟んで慶尚南道の河東(ハドン)郡の反対側。河東方面へは華厳寺近くにある求礼(クレ)を経由して行くことができる。
出発地 | 手段 | 所要時間 | 料金 |
ソウル龍山駅➡南原駅 | KTX | 約2時間20分 | W3万9200 |
全州市外T➡南原市外T | 市外バス | 約1時間10分 | W6200(一般) |
光州T➡南原市外T | 市外バス | 約1時間 | W6500(一般) |
韓国料理には欠かせない、甘辛でうま味たっぷりのコチュジャン。淳昌(スンチャン)地域はコチュジャンの名産地として有名だ。伝統家屋が並ぶ圏内のあちらこちらの軒先には、大豆を発酵させるための「メジュ」がぶら下がっており風情たっぷり。コチュジャンやトッポッキ作りの体験もできるこの村には、「淳昌醤類博物館」もあり、コチュジャンをはじめ、味噌、醤油など韓国の調味料の歴史や製法を詳しく紹介している。
南原の名物はチュオタン(ドジョウ)料理。丸ごとすり潰して、味噌、野菜、エゴマを入れて煮込んだスープは夏のスタミナ料理として人気がある。