エジプトの気候と季節ごとの服装、アレキサンドリア、カイロ、アスワンの今週の天気

公開日 : 2023年05月31日
最終更新 :

エジプトの気候の特徴

アレキサンドリアやデルタなどは地中海性気候。カイロ周辺の半乾燥気候と半砂漠気候。カイロ以南と東方砂漠、西方砂漠の砂漠気候の4つ。地中海地方は冬期に雨が降る。この時期のカイロ、アレキサンドリアや西方砂漠はかなり寒い。防寒具を忘れずに。3~5月にはハムシーンと呼ばれる砂嵐が吹く日がある。

エジプトでのおすすめの服装

暑いからこそ気を使おう

 服装は、基本的には夏服。それと、ある程度体温調節ができるものがあるといいだろう。
 エジプトでは、もちろん夏の間は毎日ひたすら暑いのだが、それ以外は、ある日突然冬の寒さになったり、夏の暑さになったりと気温の移り変わりが激しい。日本の気候のように、日々少しずつ変化するものではないので、そのつもりで。
 夏は直射日光による極度の日焼けや熱中症を防ぐために、上に羽織れるものを用意するといい。列車やバス、ホテルなどで冷房が効きすぎる(しかも弱くできない)こともある。
 また、特にシナイ山や砂漠のキャンプなどへ行く予定の人は、真夏でも朝夕は冷え込むので万全の準備を。

観光地以外の場所ではカーディガンを羽織るなど、素肌の露出を控える配慮を。
観光地以外の場所ではカーディガンを羽織るなど、素肌の露出を控える配慮を。

冬(12~2月)に旅行する人は、日本の春ぐらいの気温を想定した服装を中心に。カイロ、アレキサンドリアでは、日本から出かけるときに着ている程度のもの(分厚いコートやセーターは除く)が必要。ルクソール、アスワンでは日中は半袖でOKだが、夕方以降は冷え込むので、常に上着は持って行ったほうがいい。また、冬にマリンスポーツを楽しむなら、海から上がってからボートの上などで意外に長く過ごすこともあるので、防寒対策を忘れずに。
 洗濯物は、数時間もうちに乾いてしまう。エジプトでは、歩いているだけでも砂ぼこりやら何やらで服が汚れやすいので、ジャブジャブ洗えるものがいい。
 靴は、街なかはサンダルでもいいが、遺跡を訪れるときは、砂地を歩くことが多いので、履き慣れた靴がいい。

冬でも帽子とサングラスは必須
冬でも帽子とサングラスは必須

服装には宗教的な配慮も必要

リゾート地や大観光地ではどんな格好をしても基本的には問題ないが、いくら暑い国だからといっても、素肌の出過ぎる服装は避けるようにしたい。これはイスラームの宗教的意識からいえることだ。特に観光地以外の場所では注意すること。
男性は短パンなどひざ以上と、タンクトップなど肩が見えるものはよくないとされている。
女性は、スカートなら長いものを着よう。ひざ以上、ひじ以上見える服はいけないとされているからだ。タイトなジーンズやピチピチTシャツ、キャミソールなど、体の線が見えるものもよくないと考えられている。このようなエジプトの生活習慣を乱さないように気を付けよう。

Tシャツにジャケット、もしくは長袖シャツ一枚でもOK。ストールは日除けや防寒にもなるので砂漠ツアーでも大活躍。
Tシャツにジャケット、もしくは長袖シャツ一枚でもOK。ストールは日除けや防寒にもなるので砂漠ツアーでも大活躍。

カイロの今週の天気

アレキサンドリアの今週の天気

アスワンの今週の天気

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。