スノーウィー・マウンテンズに過去17年でベストの積雪
一番寒い7月でさえ平均最高気温が16.2℃(←11月の東京と同じくらい)あるシドニーの冬は、例年なら、晴れてさえいれば日中はポカポカ暖かくて、気が付くとオージーは平気で泳いでいたりもするのですが、今年はものすご〜く冷え込んでいます。この冬一番の寒さに見舞われた今月17日早朝には、なんと最低気温3.7℃を記録。さすがに雪が降ることはありませんが、1986年7月に次ぐ過去21年で一番の寒さにシドニーっ子たちは震え上がりました。
スレドボでは1989年にワールド・カップが開催された
だから、というべきか、しかし、というべきか、大いに盛り上がってるのが、スノーウィー・マウンテンズ地域にあるスキー・リゾート! 過去17年間でベストの積雪量、さらには雪質も稀に見るドライなパウダースノーとあって、スキーヤーやスノーボーダーたちはすっかりご満悦のようす♪ スレドボやシャーロット・パスをはじめ、どこも積雪量はとっくに昨シーズンの合計を超えていて、オーストラリア最大のスキーリゾート「ぺリシャー・ブルー」でも、50基のリフト稼働率が例年よりうんと早く100%になりました。
スノーウィ・マウンテンズは、ヴィクトリア州との州境に近いオーストラリア最高峰マウント・コジオスコを中心とする地域のため、シドニーからはちょっぴり距離がありますが、飛行機でアクセスできるほか、金曜日の夕方に出発し、日曜日の夜中に戻る週末を利用したバスツアーも人気があります。
オーストラリアのスキーシーズンはまだこれからが本番で、10月上旬まで続きます。宿泊施設は、フツウならずいぶん早く満室になってしまうところも多いのですが、昨年どうにもいただけないコンディションだったことが影響して出足が鈍ったため、今年の予約は急増中ながらも、まだ今からでも間に合うそうです。日本の暑さを逃れて、夏休みにスキーってのもアリですね。
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