エレガントに咲き誇る*聖霊降臨祭のバラ「Pünkösdi rózsa」
今日は「聖霊降臨祭」のため、祝日のハンガリー。
イースターから50日後に使徒たちの上に聖霊が降りてきたことを記念する
キリスト教の祝祭日です。
ハンガリー語で、「Pünkösd (プンクシュドゥ)」 と言います。
イースターが移動祝日のため、聖霊降臨祭も毎年日付が変わります。
明日も「Pünkösd hétfő (聖霊降臨祭の月曜日)」 でお休みになるため、
ハンガリーは3連休です!
ハンガリーではちょうどこの頃、 「Pünkösdi rózsa (プンクシュディ ロージャ)」
"聖霊降臨祭のバラ" と呼ばれる、華やかで美しい花が見頃をむかえます。
学名は「Paeonia」、英名は「Poeny」。日本では「ピオニー」、
または「芍薬 (シャクヤク)」という名で昔から親しまれています。
美しい女性を「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」と、例える表現もありますよね。
友人のお庭からお裾分けしてもらった、満開のPünkösdi rózsa
コロンとした丸いつぼみから、フリルのような花びらが次々と開き出て
つぼみからは想像が出来ないほど、ふんわりとゴージャスな花を咲かせます。
大きさは、大きいもので女性の手にすっぽりと収まるほど。
お花からはふわっとバラのような香りが漂い、とってもエレガント!
...と熱くなってしまいましたが、私はこのPünkösdi rózsaが大のお気に入り。
この時季になると使い始める香水も、このお花の香りです。
"妖精から生まれた花" とも言われているのだとか
さて、この時季に Pünkösdi rózsa を見ることができる場所なのですが
ブダペストで一番可能性が高いのは、個人宅のお庭。
ブダの住宅街を歩いていても、柵越しによく見かけます。
次にお庭があるレストランやカフェ。中心街ではやはり、お花屋さんかな。
最後になりますが、ハンガリーには Pünkösdi rózsa をタイトルとした民謡があります。
タイトルは「Két szál pünkösdrózsa (2本のPünkösdi rózsa)」
きみの赤いほっぺも、笑った顔も好き!というかわいらしい内容です。
こども向けのアニメーションと一緒に、ハンガリー民謡をお楽しみください!
(6月お題"お花")
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。