トルコ生活エッセイ漫画!新連載スタート♪
「日本人のマンガ家さんに出会ったので、今度一緒に飲みに行きましょう!」と、流暢な日本語を話すトルコ人の友人からの連絡。
へ?日本人のマンガ家?イスタンブールで?なんでまた?!マニアックー!!というのが私の正直な感想。更に、ペンネームは市川ラクだと言うじゃないですか。へ?ラクってあのラク?トルコの地酒の?なんでまた?!マニアックー!!
アニスの香り漂う蒸留酒「ラク」。
ペンネームにしてしまうほどラクが好き...なわけではなく、むしろ苦手なんだとか。
そんなこんなで知り合った、トルコ・イスタンブール在住のマンガ家 市川ラクさん。想像とは裏腹に、コンサバ系のキレイなお嬢さん♪という雰囲気の彼女。でも実際に話してみると、やっぱりマニアックでした。笑
今回は新連載をスタートしたばかりのラクさんに、トルコとの出会いや気になる新作についてお話を伺いましたので、そちらをご紹介!
ラクさんとトルコの出会いは、10年ほど前に遡ります。学生時代、初めての海外旅行先として選んだトルコとギリシャ。本命はギリシャでトルコはおまけのつもりだったのに実際に旅に出てみたらトルコの印象が強烈過ぎて、ギリシャに行っても上の空だったとか。
大学卒業後はマンガ家活動に励む日々で、ななんと!他の国を旅することのないままさらにトルコ情勢の悪化を懸念する声が高まる中、2015年秋にトルコ移住を決めたそうです。その無謀という名の潔さからも、彼女にとってどれだけトルコという国の存在が大きかったかが窺えます。
イスタンブールのランドマーク、ガラタ塔。ラクさんの新作でも、この風景が描かれています。
トルコ・イスタンブールへの移住へ踏み切ってから早1年。日本では想像すらつかないアリエナイ!ことばかりが起きるトルコでの暮らしに順応しつつ語学学校にも通いました。1年間の通学でトルコ語も習得したところで、満を持してマンガ家としての活動を再開です。
新連載のために選んだテーマはもちろん、彼女自身がまさに絶賛経験中!の「トルコ生活」。エッセイ漫画を描くという視点で見てみると、トルコでの日々はネタの宝庫。彼女の制作意欲が沸くのも自然なことでしょう。
トルコ人とルームシェアをしている自宅にて、マンガを描く日々がスタートしたラクさん。
マンガ家=紙と鉛筆 のイメージを覆す、意外な光景?!
トルコではよくある話ですが、窓の建付けが悪く隙間風がピューピュー入って来るラクさんのお部屋。私も取材中、足元が冷えて仕方ありませんでした。「やっぱりこの部屋寒いですよね?!前に住んでた家も寒かったんですよ。」と笑いながら話す彼女。隙間風をものともせずに、執筆活動に励んでいるようでしたが、大家さんに何か対策をしてもらうよう依頼することと足元用のストーブを併用することをオススメしておきました。
前作 『白い街の夜たち』 は、主人公のアルバイト先である新宿のトルコ料理屋を舞台に繰り広げられるストーリー。トルコ料理やトルコ文化についても色濃く描かれておりディープな世界観に浸れること請け合いです。
前作の舞台は 日本のトルコ でしたが、新作の舞台は 本場のトルコ!旅行者としてではなく、一歩踏み込んだ在住者目線で見るトルコがどのように描かれて行くのか楽しみです。
海を越えてニュースで伝わることのないトルコの一面、みなさんも是非覗いてみてくださいね♪
『わたし今、トルコです。』 市川ラク
現在発売中のコミックビーム2017年1月号より、連載スタート!(毎月12日発売)
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