バンコクの季節ごとのおすすめの過ごし方と注意点!
タイは暑季(3月〜5月)、雨季(6月〜10月)、乾季(11月〜2月)の3つの季節に分かれています。
それぞれの時期にバンコクへ旅行に来る際の、おすすめの過ごし方と注意点をご紹介します。
暑季(3月〜5月)のおすすめの過ごし方と注意点
暑季(3月〜5月)は1年を通して最も暑く、1日の最高気温は40℃前後になることも。
年によっては5月の下旬頃から雨季のようにスコールが降ることもあります。
【おすすめの過ごし方】
カフェ巡り、ショッピング
バンコクにはおしゃれなレストランやカフェ、ショッピングモールもたくさんあるので、この時期は室内メインの旅行を計画するのもよいでしょう。
高級ホテルのアフタヌーンティーも日本と比べると良心的な価格なので、女子旅におすすめ。
外とクーラーの効いた室内の温度差が激しいため、1枚羽織れるものがあると便利です。
ソンクラーン(水かけ祭り)
ソンクラーンとはタイの旧正月で、毎年4月13・14・15日の3日間でタイの至る所でお祭りが開催されています。
「水かけ祭り」とも呼ばれており、仏像や仏塔へ水をかけてお清めするという風習があります。
近年では街中で行われる大規模な水掛け合戦が有名となっており、この時期にバンコクへ訪れる方は防水対策もしておきましょう。
【注意点】
こまめな水分補給
この時期は特に熱中症には注意が必要です。こまめな水分補給や塩分補給をしましょう。
立っているだけで汗が止まらないような日もあり、徒歩10分の距離を歩くのも大変な日もあります。
近い距離でも無理せず、タクシーなどの移動手段を使いましょう。
日焼け対策
タイの紫外線は日本の約3~4倍とも言われており、特に暑季は紫外線対策が必須です。
ビーチ以外の街歩きでも帽子やサングラス、日焼け止めなどを持ち運ぶようにしましょう。
雨季(6月〜10月)のおすすめの過ごし方と注意点
雨季(6月〜10月)には、スコールが降ります。
特に後半の9~10月頃になると激しい雨が降る日が増え、雷を伴うことも。
しかし、雨季といっても日本の梅雨のように1日中雨が降っている日は少なく、スコールが通り抜けるとカラッと晴れるような日もあります。
【おすすめの過ごし方】
ステイケーション
バンコクでは雨季はローシーズンと言われているのですが、その分高級ホテルに他のシーズンより安く泊まることもできるのでステイケーションを楽しむのもおすすめです。
1日中雨が降っていることは少ないので、プールがついているホテルであれば、晴れた隙間でプールで楽しむこともできます。
さらに、SPAやルーフトップバーがついたところであれば、ホテル内で1日中過ごすことができるでしょう。
マッサージ
タイではマッサージを日本よりも安く受けることができます。ローカルな場所であればフットマッサージも約200バーツ(約760円)前後。
高級SPAも日本と比べると良心的な価格なので、雨季はリラックスメインの旅にしてもよいでしょう。
【注意点】
道路の冠水、川の氾濫
激しい雨が降った直後などは、川が氾濫したり道路が冠水したりしてしまうことがあります。
傷口がある場合、冠水した道路を歩くと細菌が入り込んで破傷風などの病気の原因になることがあるので注意が必要です。
乾季(11月〜2月)のおすすめの過ごし方と注意点
乾季(11月〜2月)はタイのベストシーズンと言われています。
雨が降ることも少なく、気温もあまり高くないので過ごしやすい日々が続きます。
【おすすめの過ごし方】
寺院巡り
乾季は外も歩きやすくなる季節です。バンコクの旧市街にはたくさんの寺院が集まっているので、寺院を巡りをするのもよいでしょう。
ロイクラトン祭り、コムローイ祭り
タイでは11月に「ロイクラトン」というお祭りがあります。
ロイクラトンは灯籠(クラトン)を川に流す祭典で、バンコクやチェンマイ、スコータイなどタイのさまざまな地域で開催されます。
チェンマイではランタンを空に飛ばす「コムローイ」といお祭りが開催されており、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
【注意点】
PM2.5
バンコクでは近年、大気汚染(PM2.5)が問題になっています。敏感な方は外出時はマスクをして出かけるなどの対策をしましょう。
乾季は雨が降ることは少ないですが、雨が降った直後は空気がきれいになっていることもあります。
アプリなどで数値を確認できるので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
タイのベストシーズンと言われているのは乾季(11月〜2月)ですが、どの時期にも季節に合わせた楽しみ方があります。
訪れる時期に合わせた対策をしっかりとして、バンコクの旅行を楽しんで下さい。
筆者
特派員
みかん
ブロガー。記事ライターとしての経験あり。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。