ストックホルムで久しぶりのオーロラ!スウェーデンをはじめとした北欧だけでなくイギリス、ドイツやフランスでも観測される

公開日 : 2023年02月28日
最終更新 :
筆者 : たってぃ

一昨日26日に続き、昨日27日にもここスウェーデン・ストックホルムではオーロラが観測されました。今シーズンはこれまで幾度となくチャンスがありながら、天気に恵まれず、ストックホルムではほとんどオーロラを見ることができていませんでした。
今回は一段と強いオーロラであること、また天気も良いおかげで、ストックホルムでもやっと肉眼で見ることができるほど美しいオーロラを捉えることができています。

確実なことは言えませんが、オーロラが強いと、時間は22時前後から深夜にかけて観測できる可能性が高いです。
ただ、27日は珍しく19時頃に一度ストックホルムでも見ることができました。トップ写真はその時にスマートフォンで撮影したものです。
またストックホルムで絶景を眺めることができる毎度お馴染みのMonteliusvägen(モンテリウスヴェーゲン)では、オーロラも眺めることができます。
ただここは人気スポットであり、とても混雑しやすいこと、また路面は濡れたり凍結したりしていて滑りやすいので、注意が必要です。

今冬は例年よりも暖かいですが、それでも気温は氷点下になります。また、タイミングが悪ければ数時間待つことにもなり、長期戦となります。そのためには、厚手のジャケットや靴下、手袋、マフラー、ニット帽といった防寒・防風対策も必要です。

ソーシャルメディアやアプリでオーロラが見えると分かると、オーロラを待ちわびる人でごった返すMonteliusvägen
ソーシャルメディアやアプリでオーロラが見えると分かると、オーロラを待ちわびる人でごった返すMonteliusvägen

今回のオーロラが世間を賑わせているのはストックホルムはもとより、ここスウェーデンだけではありません。普段なかなか目にすることができないデンマーク・コペンハーゲン、イギリスのエディンバラ、コーンウォール、そしてドイツやフランスの一部地域でも観測されたようです。

今シーズンも残り1か月(北スウェーデンでは2か月)ほどあります。また、オーロラにはおよそ11年周期があり、2025年がピークと言われています。それを前後にここ数年はさらなるチャンスがあると思います。
オーロラはいつ見ても飽きることがありません。また、写真で見るのと実物が全く違うといったがっかりすることもありません。魅了する何かがあります。天気とタイミングが良ければ、見ることができます。この機会にぜひ皆さんも見れるといいです。

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オーロラがより強ければ、水面に反射する写真を撮影できるチャンスも
オーロラがより強ければ、水面に反射する写真を撮影できるチャンスも
26日撮影、珍しい赤色のオーロラも
26日撮影、珍しい赤色のオーロラも

筆者

スウェーデン特派員

たってぃ

2017年スウェーデンに移住。皆さんに読み込んでいただけるようなブログを目指してストックホルムの旬や”瞬”をお届けしていきます。

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