【クアラルンプール】癒しの風景とアジアン料理のタマリンドスプリングス

公開日 : 2023年07月26日
最終更新 :

クアラルンプールでよく知られた有名なレストランの一つとして名前があがるのがタマリンド・スプリングス(Tamarind Springs)ではないでしょうか。
クアラルンプール市内中心部から車でわずか15分。アンパン(Ampang)地区に位置する同店は、都会の中にあるとは重ないほど閑静な森の中にあります。

隠れ家レストランといった趣の入り口
隠れ家レストランといった趣の入り口

ガード(警備員)在中するゲートを抜けて住宅街の続く丘を登っていくと、店名もない赤い玄関口がポツンと現れます。反対側はコンドミニアム(マンション)になっていて、言われないとここがレストランの入り口とは気づかないのではないでしょうか。

レストラン入り口まで緩やかな勾配が続く
レストラン入り口まで緩やかな勾配が続く
アジアンフュージョンなエントランス
アジアンフュージョンなエントランス

深い緑に囲まれた中を舗道を数分歩くと、建物が見えてきました。
マレーシア、そしてインドネシア、タイなどの雰囲気をたたえた東南アジア風の佇まいです。
山の斜面に建てられているため景色も大変よいのが特徴です。

雰囲気のよい夜に訪れる人も多いと思いますが、実は広大な敷地には遊歩道が巡らされているので、周囲を散策をしたい場合は18:00ぐらいの方がよいかもしれません。

リゾートのようなテラス席
リゾートのようなテラス席

日没前だとテラス席には西日が差し込んできて暑いかと思いきや、意外とそうでもありません。
天井にシーリングファンが回っているのもそうですが、森の湿った涼しい風が心地よく吹き抜けてくるからではないかと思います。
クアラルンプールは大都会ですが少し離れるだけでこのような自然が残っていることを改めて感じさせます。

夕暮れから夜にかけてバーらしい雰囲気が深まる
夕暮れから夜にかけてバーらしい雰囲気が深まる

竹で作られた間接照明が目を引くバーも印象的。
明かりが灯るとアジアの夜の雰囲気が漂って漂ってきます。

お店からのウェルカムアミューズ
お店からのウェルカムアミューズ

まずは出されたウエルカムドリンクをいただきます。
ジンジャーとパンダンの香りが広がるドリンクで、すっきりします。
そしてその後、お通しみたいな感じで魚のフライに甘辛いソースがかかったアミューズが出されました。
こちら2点ははお店から出されるコンプリメンタリー(Complimentary)となっています。

アペタイザーのタマリンドプラッター
アペタイザーのタマリンドプラッター

アペタイザー(前菜)のタマリンド・プラッター(Tamarind Platter)は5種類の前菜が盛り合わせられています。
サテ(シンガポール、マレーシア)、フィッシュケーキ(タイ)、生春巻き(ベトナム)などアジアンテイストあふれるフュージョンとなっています。RM60(約1800円)

トムヤンスープはシェアで
トムヤンスープはシェアで

タイの料理ですがここマレーシアでも定番のトムヤンクン(Red Tom Yum)は、スパイシーな中にも味わいがあります。ボリュームとしては4人分ぐらいあります。RM55(約1650円)
シーフード(エビ)だけではなく鶏肉も入っています。もちろん欠かせないレモングラスも入っていますが、こちらは風味付けなのでお皿の外に出してしまっても大丈夫です。
その他にも数点オーダーしました。

すっきりとした甘さ控えめのココナッツゼリー
すっきりとした甘さ控えめのココナッツゼリー

デザートはヤング・ココナッツ・ゼリー(Young Coconut Jelly)を。こちらも2人分ほどあります。
ザクロの実が散らしてあって南国らしさがあるデザート。RM26(約780円)
甘さも抑えめで、弾力がありつつもしっとりした味わいででした。

予約は公式サイト(英語)から可能です。
またホテルなどに滞在している場合、コンシェルジェに頼んで予約してもらうこともできます。
お酒の持ち込みもできるのですが、持ち込み料(Corkage)もかかるので、その際は公式サイトなどを参照にするか直接お店に確認することをおすすめします。

夜になると幻想的な雰囲気に
夜になると幻想的な雰囲気に

サンセットを眺めつつデザートをいただき、ゆっくりとした時間を過ごせました。
熱気と活気の溢れるクアラルンプール市内の食事も魅力的ですが、市内でありながら南国リゾート気分で過ごせるのもマレーシアならではです。

(撮影by逗子マリナ)
※店内撮影許可をいただいています
※写真の無断転載禁止

施設名
タマリンド・スプリングス(Tamarind Springs)
住所
Jalan 1, Taman Tar, 68000, Ampang, Selanfor
電話
+603 4256 9300
営業時間
ランチ12:00〜15:00(火曜〜金曜 ※L.O14:15)、ディナー18:00〜23:00(火曜〜日曜 ※L.O22:15)、ブランチ11:30〜15:30(土曜、日曜 ※L.O14:25)

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。