ロンドンでプレミアリーグ観戦! 世界最高峰のプレイを満喫。

公開日 : 2023年07月27日
最終更新 :
筆者 : 伊澤慶一

ロンドン旅行の醍醐味のひとつ、プレミアリーグ観戦。かつては代理店経由のため高額だったチケット手配も、今では誰もがインターネットで購入できるようになり、そのハードルはかなり低くなりました。今回はアーセナルFCのホームスタジアム、エミレーツスタジアムでの観戦の様子をレポート。またヨーロッパで複数試合観戦するためにおすすめのエアラインも紹介します。

現在、世界最高峰と称されるイングランドのプレミアリーグ

収容人数は約60,000人。エミレーツ航空がスタジアムのネーミングライセンスを取得
収容人数は約60,000人。エミレーツ航空がスタジアムのネーミングライセンスを取得

イギリス・イングランドのプレミアリーグは、高額な放映権料による分配金、また石油王や実業家ら富豪オーナーの参入など、クラブの圧倒的な資金力を武器に、世界中から名監督やスター選手を集めているプロサッカーリーグです。ここ5年間のUEFAチャンピオンズリーグの結果を振り返ってみても、優勝3クラブ、準優勝にも3クラブ輩出しており、世界最高峰という肩書きに疑いの余地はありません(直近の2022-23シーズンでもプレミアリーグのマンチェスター・シティが優勝)。

ハイレベルでありながら、スタジアムの治安はヨーロッパの中では比較的良好で、女性や子供の観戦も多いのがプレミアリーグの特徴です。実は私、今からちょうど20年前にもロンドンでアーセナルの試合を観戦(当時アーセナルのホームスタジアムは通称「ハイベリー」でした)しているのですが、その時代は観戦チケットの手配が一苦労……。事前に手配代行会社に依頼し、予約した現地ホテルを伝え、そこのレセプションに郵送でチケットを届けてもらう必要があり、チケット自体は15〜40ポンドほどだったのですが、手数料込みで1枚あたり3〜5万円、ダービーやカップ戦決勝だと10万円なんてこともザラでした。なかなか気軽に手が届く値段ではない上に、現地ホテルで実際に受け取るまでドキドキだったかつての欧州サッカー観戦。それに比べると、今ではインターネットにより誰でも気軽に、しかも日本にいながら事前に購入できて嬉しい限りです。

2003年のチケット。当時のアーセナル・スタジアムは収容人数38,000人ほどでチケットも争奪戦でした
2003年のチケット。当時のアーセナル・スタジアムは収容人数38,000人ほどでチケットも争奪戦でした

シーズン中、ロンドンでは毎週どこかしらで観戦できる!

この日はアーセナルvsブライトンを観戦。結果はアウェイのブライトンが3-0で勝利
この日はアーセナルvsブライトンを観戦。結果はアウェイのブライトンが3-0で勝利

2023-24シーズン、ロンドンには「アーセナル」、「トッテナム」、「フラム」、「クリスタル・パレス」、「チェルシー」、「ウエストハム」の6チームがプレミアリーグに属しており、現地時間の2023年8月12日開幕から2024年5月20日の閉幕まで、リーグ戦が行われている週末は必ずと言っていいほど、ロンドンのどこかで試合が開催されています。

そして気になるチケット購入方法ですが、各クラブとも公式サイトで販売しており、よほどのビッグマッチやダービーマッチでない限り、早めに動けば購入することが可能です。ただしクラブによって、メンバーシップに加入が購入条件となっているケースもあり、2022-23シーズンのアーセナルも年間34ポンドのメンバーシップに加入することで、6週間前から先着にてチケットを購入することができるようになっていました(ちなみに2023-24シーズンのアーセナルは先着でなく抽選販売とのアナウンスあり。どの程度難易度が上がるかは未知数です)。

そしてプレミアリーグの公式販売代理店「KLOOK(クルック)」でもチケットの手配可能。こちらの値段は若干割高ですが、それでもかつてほどの金額ではないのでこちらを利用するのも手だと思います。

世界最高峰の選手たちによる激しいプレー、そして専用スタジアムで熱狂的なファン・サポーターが生み出す一体感はなかなか日本では味わえないもの。ぜひロンドンに行ったらプレミアリーグ観戦も旅の予定に加えてみてほしいと思います。

日本人選手の活躍にも注目。青いユニフォームを着ているのはブライトンに所属する三苫選手
日本人選手の活躍にも注目。青いユニフォームを着ているのはブライトンに所属する三苫選手

欧州サッカー観戦の旅にエミレーツ航空がおすすめな理由

日本とドバイ間は写真のボーイング777(羽田・関空)とエアバス380(成田)が運航している
日本とドバイ間は写真のボーイング777(羽田・関空)とエアバス380(成田)が運航している

ちなみに今回のロンドン行きのフライトは、中東ドバイ経由のエミレーツ航空でした。旅好きの間ではお馴染みの人気航空会社ですが、念のためおさらいしておくと2022年のスカイトラックス・ワールド・エアライン・アワードで「ワールド・ベスト・エコノミークラス」「ワールド・ベスト・エコノミークラス・ケータリング」のほか、17年連続で「ワールド・ベスト機内エンターテイメント」の3部門を受賞。高品質なサービスと最新鋭機材で、航空会社の格付けランキング「The World’s Top 20 Airlines」でも常に上位を争っており、世界で最も優れた航空会社のひとつです。

2023年7月現在、アラブ首長国連邦のドバイと、日本の東京(羽田・成田)と大阪(関空)の3都市を結ぶ直行便が就航しており、さらに日本航空とのコードシェアにより日本国内26都市とネットワークを結んでいます。

今回はドバイでロンドン行きの便に乗り換えましたが、ほかにパリやバルセロナ、マドリッド、ミラノ、ミュンヘン、マンチェスターなど、サッカー観戦に人気の都市へ多くの直行便が就航しており、例えばドバイからマンチェスターへ飛び、陸路をロンドン、パリ、バルセロナ、マドリッドと移動し、各都市でサッカー観戦三昧。マドリッドからそのままドバイ経由で帰国なんて一筆書きの旅も可能で、欧州サッカー観戦におすすめの航空会社と言えるでしょう。

エコノミークラスでも全席13.3インチとクラス最大級のモニターを設置
エコノミークラスでも全席13.3インチとクラス最大級のモニターを設置

「ワールド・ベスト機内エンターテイメント」に輝いた「ice(Information Communication Entertainment)」は、エミレーツ航空が誇る世界最大級の機内エンターテインメントシステム。6,500以上のチャンネルが視聴でき、国内外の最新の映画やテレビ番組、音楽、ポッドキャスト、機外カメラの映像、飛行位置情報、そして機内Wi-Fiサービスを提供しています。

特にライブでのニュースやスポーツ中継番組のラインナップはこれまでの航空業界の常識を大きく覆すもので、『Sport 24』チャンネルと『Sport 24 Extra』チャンネルでは、過去に夏季オリンピックやサッカーのUEFA欧州選手権、UEFAチャンピオンズリーグ、テニスのウィンブルドン、ゴルフの全英オープン、バスケットボールのNBAファイナルなど、数多くのスポーツ番組を放送。機内にいながらこれほど多くの注目の試合をリアルタイムで観戦できるというのは、スポーツファンにとって嬉しい限りです。

日本発着フライトはアルコールを含むドリンク類が無料。スポーツ観戦にも力が入る?
日本発着フライトはアルコールを含むドリンク類が無料。スポーツ観戦にも力が入る?

2022-23シーズンのアーセナルのユニフォームにも入っていた「FLY BETTER」は「ワンランク上を、飛び続ける」というエミレーツ航空のスローガン。現在、日本には最新鋭機ボーイング777型機と総2階建のエアバス380型機、2種類のワイドボディ機が運航しており、広々とした客室にはシャワースパ(ファーストクラス)やバーラウンジ(ファーストクラス・ビジネスクラス)など、他社にはないラグジュアリーな機内設備が搭載されています。

またエコノミークラスにおいてもワンランク上のサービスが用意されており、日本語が使える客室乗務員によるおもてなし、和食の機内食、満点の星空をイメージした天井の機内照明、コンセントやUSBポート装備、機内を快適に過ごすためのアメニティキットを配布など、随所で上質な空の旅を体験できることでしょう。

充実のエンターテインメントとサービスで、目的地まであっという間のエミレーツ航空。欧州サッカー2023-24シーズンはもう翌月8月には開幕も控えており、ぜひエミレーツ航空で欧州サッカー観戦の旅を計画してみてはいかがでしょうか?

https://www.emirates.com/jp/japanese/

※当記事は、2023年7月21日現在のものです

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(関連記事)https://www.arukikata.co.jp/web/catalog/article/travel-support/

筆者

トラベルエディター

伊澤慶一

70ヵ国ほど旅してきましたが、ベタにハワイと軽井沢が好きです。

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