香港は再び「寝ない街」に。ナイトライフが充実

公開日 : 2023年09月23日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

「100万ドルの夜景」に代表されるように香港の夜の街は刺激に富んでいましたが、新型コロナウイルスの影響で観光客が離れてしまったことと香港人の行動変容の影響で、レストランやバーなどを中心としてビジネスがまだコロナ前のように回復しきれていません。そこで、「香港夜繽粉(Night Vibes Hong Kong)」というナイトライフの活性化を目的とした企画が始まっています。

これまで、店ごとに、モールごとに、会社ごとに…など個々にいろいろなイベントが企画されていましたが、香港夜繽粉という大きな傘の下でオーガナイズされたプロモーションを行うほか、新企画も組み合わせて、より魅力的な夜の街香港を演出しようとしています。

写真提供:Henderson Land Group

9月15日~10月8日は「中秋節(Mid-Autunm Festival)」としてビクトリアパークなど4カ所でランタンのカーニバルを開催されます。毎週水曜日はハッピーバレー競馬場で競馬が開催されていますが、入場料が12月いっぱい無料となります。9月29日から8週間、香港芸術館(Hong Kong Museum of Art)、香港科学館(Hong Kong Science Museum)、香港科学館(Hong Kong Space Museum)において閉館時間が22時までされます。映画では、特に香港映画ファンにありがたいのは、夜間上映が増えるほか、チケットの割引も行なれることです。

中環(Central)の海濱活動空間(Harbour Event Space)でドローン1200機による飛行パフォーマンスが9月30日に行われます。また、美食の街、香港の本領発揮というのが、毎年恒例の「2023香港美酒佳餚巡禮(2023 Hong Kong Wine & Dine)」ですが、今年は10月26日~29日に開催されます。香港最大の歓楽街、蘭桂坊(Lan Kwai Fong)は、9月末~10月のあいだ、割引オファーを実施しますし、80を超えるショッピングモールで閉店時刻の繰り下げや、イベント、料理の割引などを12月まで開催する予定です。

写真提供:HKTB

これ以外にもたくさんのイベントが2024年の初頭までずっと続くので、これまで以上に昼から夜まで香港を遊び尽くせると思います。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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