日月潭

リーユエタン

山と湖が織りなす景勝地

日月潭は埔里の南約18kmの山あいに位置する美しい湖。海抜748m、面積約8平方キロメートルで、台湾最大の淡水湖である。
日月潭という名の由来は、湖に浮かぶ拉魯(ラルー)島から東側が太陽、西側が月の形をしていることによる。湖周辺に住む原住民サオ族には、1頭の白鹿に導かれて湖を発見し、ここに定住したという伝承が残っている。

山と湖とが織りなす景観は変化に富み、遊覧船やバス、自転車、あるいは徒歩などでも水墨画のような風景を楽しめる。湖面の色が刻々と変化する夜明け頃が最も美しいとされ、その景色をひと目見ようと多くの観光客が訪れる。ぜひ宿泊してじっくり眺めてみたい。

日月潭の歩き方と見どころ

まずは湖から周囲の景色を眺めてみたい。日月潭バスターミナルがある水上と対岸の玄光寺、伊達邵に埠頭があり、水上バス(遊覧船)が運行されている。数社が時計回りに周回しており、1周約1時間、1日券300元。水社から乗船し伊達邵で下船して、あとは遊湖バスで見どころを尋ねながら戻ってもいい。

遊湖バスは湖岸を走り、日月潭バスターミナルと玄光寺間を往復している(湖を一周はしない)。1時間に2~3本運行。何度でも乗降できる1日券(80元)が便利だ。
湖岸にはサイクリングコースがあり、レンタサイクル(150元~)で水社周辺だけでも走ってみれば、湖の美しさを堪能できる。

日月潭水陸空好行套票

南投客運バスの日月潭への往復と日月潭ロープウエイ、九族文化村、水上バス1日券、遊湖バス1日券などがセットになったお得な切符(台中発1250元)。九族文化村を含まないものなど各種あり。南投客運干城總站バスターミナル、台鐵台中駅バス停で購入できる。
URL:http://www.ntbus.com.tw/p-1.html

写真

  • 爽やかな風のなかサイクリングを楽しめる

    爽やかな風のなかサイクリングを楽しめる

  • 整備されて走りやすいサイクリングロード ©iStock

    整備されて走りやすいサイクリングロード ©iStock

  • 多くの遊覧船がとまっている ©iStock

    多くの遊覧船がとまっている ©iStock

FAQ

湖周辺で楽しめるアクティビティはありますか?

湖畔を周遊する遊覧船や手漕ぎボートのレンタルがあります。また自転車で湖畔のサイクリングも可能です。

基本情報

アクセス
台北から

バス 台北轉運站バスターミナル(地図P.69-C2)より國光客運1833「日月潭」行きが1日6〜8便、所要約4時間、470元。
台中から
バス 干城總站バスターミナル(地図P.159-D2)より南投客運6670「日月潭」行きバスが多発、所要約1時間45分~、195元。または高鐵台中駅からも上記南投客運バスが多発、所要約1時間20分、193元。
埔里から
バス 埔里轉運站バスターミナル(地図P.182-A2)より南投客運6670、6668「日月潭」行きが多発、所要約35分、58元。
水里から
バス 南投客運6671、6801「日月潭」行き、豐榮客運6289「埔里」行きが多発、所要約30分、56元~。
最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。