リュトリ

Rütli

スイス建国の歴史に登場する「リュトリの草原 Rütliwiese」は、フェリーの船着場から坂を上がった小高い丘の上に広がっている。木立に囲まれたなんの変哲もない草原だが、1291年にこの場所で結ばれた同盟が後のスイス連邦へと発展していく。周辺にはレストランが1軒あるだけだが、スイス人にとっては大切なところなので訪れる人は多く、社会科見学と思われる子供たちが先生に引率されて勉強に来ている。
ルツェルン方面からリュトリに向かう船は、リュトリに着く少し前に湖に突き出した所を大きく回り込んで進路を南向きに変える。つながってはいるが、ここのあたりから湖はウルナー湖 Urnersee(ウーリ州の湖)となる。ちょうど船の進路が南向きになる頃、進行方向右側の湖岸に注目しよう。湖から突き出るような岩が見える。よく見ると金色の文字が彫られているのがわかるだろう。これは『ウィリアム・テル』の作者として知られるフリードリヒ・シラーを称えた記念碑シラーシュタイン Schillersteinだ。

リュトリへのアクセス

ルツェルンから船で約2時間10分。列車でシュタンスまで行き、そこでポストバスに乗り換えて最寄りの町Seelisbergまで行くことも可能。

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基本情報

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