ソーリオ

Soglio

ポストバスがマローヤを越えたあたりから景色は一変し、つつましい静かな村々がいくつも現れる。プロモントーニョPromontognoでバスを乗り換え、山道を15分くらい上がると、終点のソーリオに到着する。
18世紀の姿をそのままとどめているソーリオは、かつて新田次郎が感動し、またセガンティーニの代表的3部作のひとつ『生』のモデルになったといわれる村だ。マローヤの冬の寒さを避けるためにセガンティーニは冬をソーリオのホテルで過ごしたという。石葺きの屋根の家々が寄り添う山上の村で、迷路のような石畳の細い路地はくまなく歩いても30分ほどですべて見て回れるほどの大きさ。
村の上方は丘になっており、ここから村全体を眺めることができる。派手な装飾はなく、何世紀にもわたって使われてきた穀物小屋や水場、石造りの建物とその窓辺を飾る花々。まるで絵のようなこの村の姿を見るだけでも、時間をかけてここに来る価値がある。村には観光案内所があり、簡単な地図がもらえる。

ソーリオへのアクセス

プロモントーニョで乗り換える。サン・モリッツ駅発7:20、8時台〜19時台は1時間に1本。平日は6:47発もある。夏期増便あり。所要1時間20〜30分。

写真

基本情報

標高
1091m
郵便番号
CH-7610
エリアコード
081(市内通話の場合でも初めにエリアコードをプッシュする)
最終更新 :

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