マンリーの一風変わったホテル、Q Station
こんにちわ!
シドニーからフェリーで30分のマンリーは、美しいビーチなどがあって日帰りで訪れる人も多いでしょうが、先日Q Stationというホテルに泊まってきました。
Q Stationとは、Quarantine Stationの略で、検疫所という意味です。これはその昔、まだ飛行機による海外旅行が始まる前ですが、シドニーを訪れた客船の中で伝染病(インフルエンザなど)が発生した際に、船客を一時隔離するための施設です。何百人という船客を一時収容するための宿泊施設、患者のための病院などがあるかなり大きな場所です。
時代は下り、もうこのような施設は不要となり、一部は博物館のようにして公開され、宿泊棟はホテルになったわけです。博物館では、その当時の様子などが展示されていて、昼には敷地を巡るウォーキングツアー、夜にはゴーストツアーなんてのもあります。
Q Stationはこのような目的の施設なので、周りからは隔絶した場所にあります。宿泊施設は、4スター級で、昔の建物をきれいにレストアしていて快適でした。敷地からはマンリーの町、シドニー湾を望むことが出来ます。敷地内には小さなビーチもあり、余り人も訪れないのでちょっとしたプライベートビーチといった感じです。
このQ Stationから車で5分くらいの場所に、North Headがあり、ここから眺めるシドニー湾は格別です。特に日没の際は、夕日がシドニーの街並みの後ろに沈んでいくのでなかなか素晴らしく、もしかしたらシドニーで一番のサンセットポイントなのではないかと思いました。こんな場所なので、夜は時おり聞こえるフェリーの汽笛の他はとても静かでした。
アクセスは、車で行くのが一般的でしょうが、マンリーで自転車を借りて行くことも可能で、小回りが利くので体力に自信のある方(?)にはこれがいいかもしれませんね。
シドニーに長期滞在する方や、歴史に興味のある方などにおすすめの宿泊施設です。Q Stationについてのウェブサイトはこちらをご覧下さい。
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