ボジョレーとパリのワイン博物館
今年もボジョレーが解禁しました。日本の騒ぎに比べると、パリの解禁日はおとなしめ。今週はボジョレーに関連して、市内16区にあるワイン博物館を紹介します。
この博物館は岩をくりぬいたカーブ(ワイン貯蔵庫)そのものを、博物館として使用しています。元は修道院だったものが、その後エッフェル塔にあるレストランのワイン倉庫に、そして現在ある博物館へ、という経緯をたどってきました。同館ではフランスワインの歴史が一通り理解できるように展示されており、見学の後はお待ちかねの試飲もあります。料金によって選べるグラスの数が変わるので、試飲したい量によって決めましょう。
出されるワインは、博物館が所有するワイナリー造られたもの。赤・白・ロゼから選べます。館内にはレストランも併設し、貯蔵庫内なので雰囲気も満点。貸切でパーティーも可能なので、気になる人は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
【データ】
パリ ワイン博物館(Musée du Vin Paris)
住所:Rue des Eaux - 5 Square Charles Dickens 75016 Paris
営業時間:10:00〜18:00
定休日:月曜
電話番号:0145256326
料金:11.9ユーロ(グラスワイン1杯付き)
最寄り駅:地下鉄6番線「Passy」
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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