No.130フランスのスクールゾーン変更のお知らせ(2016年1月より)
拙稿No.26基本の基本!フランス旅行で最初にチェックすべきことを読まれた方は、フランスには、スクールゾーンA,B,Cの三つがあり、休暇の時期がゾーンごとに異なる、と言う話を覚えていらっしゃるかと思います。
一方、No.59フランスの領土改革:合併で地方数が22から13に!では、2016年1月より、県の組み合わせによる地方数が減ることをお伝えしました。
この二つのニュースの地図を並べてみると、よく分かるのが、同じ地方に属するのにスクールゾーンの異なる県が出てきてしまう!ということ。
現行のスクールゾーン
2016年1月からの地方割り
そこで、新しい地方割りを考慮した新たなスクールゾーン案が、今月4月2日、フランスの教育省より発表されました。
(c)Ministère de l'Education
今までボルドーと同じゾーンCだったイルドフランスは、ゾーンCに留まりますが、ボルドーはゾーンAに。ボルドーに変わり、今までゾーンAだったトゥールーズやモンペリエがゾーンCに加わります。
ディジョン、ブザンソンは、ゾーンBからゾーンAに。
東部のナンシー・メスと、西部のカン・レンヌ・ナントは、ゾーンAからゾーンBへと変わります。
フランス北部リールは、変わらずゾーンBのまま。
このスクールゾーンは、2016年1月から適用される予定になっています。
2日の発表では、「学校カレンダー」の変更も発表されました。主な変更は、9月1日より前の始業はない、と決めたこと。毎年5月の木曜日に当たるキリストの昇天祭(祝日)の翌金曜日の学校を休みすると決めたこと、などです。
新しく定められた「学校カレンダー」はこちらから参照できます。
旅行計画の折には是非参考にしてください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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