デリーで正統派ラージャスターン料理を~kathputli~
2017年最初の投稿は、豪華なターリー(定食)についてです。
在デリーの外国人も多く住む高級住宅街のDefence Colony(ディフェンスコロニー)。ここのメインマーケットには、数多くのレストランがあり、観光客の利用も多いです。その中で数々のグルメサイトでの評価が高いラージャスターン料理のベジタリアン・レストラン、Kathputli(カトゥプトゥリ)を紹介します。店の目印は、民族衣装を着て楽器を弾くおじさん。
階段を上ると、ラージャスターンみやげの定番、象の置物や人形が出迎えてくれます。
壁にはラージャスターンの観光名所、ジャイプルの光の宮殿を模した絵も。
注文したのは、marwari・thali(マルワーリー・ターリー、458ルピー/約780円+税)。食べ放題の定食です。訪れたのはランチ時でしたが、客全員(9割がインド人)がこれを注文していました。マルワーリーというのはラージャスターンの中にある地域の名前で砂漠地帯。水が貴重品であるため、料理では水をあまり使わず、牛乳を多用するそうです。
まず運ばれてくるのは、お皿の右下にある赤と緑のソース(チャトニー)、その右のライタ(塩味ヨーグルト)、きゅうりとトマトのサラダ。茶色のカップに入ったトマトスープとライムジュースも来ます。前菜的な位置づけでしょうか。スープは絶品です。その後、中央にあるボール状の揚げ物とカレー三種類。揚げボールをつぶして、カレーにひたしながら食べるのがラジャスターンスタイルだそうです。真ん中の唯一スープ状でないものは、カリフラワーのスパイス炒め。個人的に気に入っています。
タイミングを見ながら残りのカレー3種類がチャパティやほうれん草入りプーリー(揚げパン)とともにサーブされます。真っ赤なものは、タマリンドやトマトが入っていて、見た目に反して辛さ控えめです。緑のプーリーはほうれん草入り(パラク・プーリー)。初めて食べましたが、カリカリに揚がっていて軽い!
ご飯と豆カレーが盛り付けられ、おかずの部は終了。ごはんはグリーンピースやレーズンが入っています。豆カレーは色は不気味ですが、やさしい味付けで食べやすかったです。
最後にデザート三種類。キール(ミルクがゆ)、ハルワー(にんじんとドライフルーツを混ぜたお菓子)、ジャレービー(かりんとうのようなもの)。日本人には甘すぎるかもしれませんが、インド人の大好物三種です。
油などで汚れた手は、店員さんが持ってきてくれる水で洗うことができます。
お口直しの飴やスパイスが入った箱もとっても素敵です。
何から何まで「ラージャスターン」を感じられる店!辛いものもありますが、ぜひ観光客の方々に行ってほしいお店です。
kathputli
住所:35,Defence Colony Market,Defence Colony,NewDelhi,India
電話:+91-(0)11-3310-5408
営業時間:12時30分~16時、19時30分~23時30分
参考ウェブサイト:
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