スルーしたら損!チロル観光ではここに行くべし!チロル民族博物館
Servus!チロルに移住して約4年、まだまだオーストリア生活ひよっこな筆者ですがそれは観光面でも同じ...。チロルにはまだまだ行ったことがない観光地があります。その1つだったのがこちら。
Tiroler Volkskunstmuseum。チロル民族博物館。
インスブルック中心地にあり、隣は宮廷教会、コンビチケットでどちらも見学出来るうえ、博物館のチケットがあれば宮廷教会を上から見下ろせるのに宮廷教会のチケットだけ買ってスルーしてきた筆者...。何故ならつまらなそうだったから。
何となく見たガイドブックで民族衣装を着た不気味なマネキンがたくさんある場所という認識だけで別に見なくてもいいかーと思っていたんです。そんな時に見に行くかといった流れで全く期待せずに入ったチロル民族博物館が予想以上に面白かったのでご紹介します。
チケットは隣の宮廷教会とのコンビチケットを購入。チケットは大人11ユーロで宮廷教会のみだと7ユーロ。(※インスブルックカードを使うと1回の入場が無料になります)
入るまではてっきり民族衣装だけの展示かと思っていたのですが、館内は家具や家畜に付けていた飾り、農具など様々なコーナー別に部屋が設けられていて、その途中にも古いチロルの民家を再現した部屋がいくつもありそのどれもが興味深いものばかり。これまで海外、日本問わずこうした博物館は行ってもさほど面白いと思ったことが無かった筆者も入って数分ですっかり夢中になって見ていました(笑)
素敵な装飾の古いタンス。
こうしたタンスは我が家にもあって夫からは「とても古いタンスで高価な物だから乱暴に使わないでね」 と日頃から言われていたものの、鍵は壊れていて扉が開きにくいわギィギィとした音が気になるわで倉庫に置いちゃってもいいのではとすら思っていたのですが、これからはちゃんと意識して丁寧に扱います...(なおそんな年代物のタンスは我が家ではベッドシーツと着ない衣類入れ...)
こちらは家畜に付けたカウベルと首輪。
ほうほう、牛やヤギにもこんな豪華な装飾品を付けていたのね~と思っていたら飛び込んできたのがこれ。
怖っ......。
恐らくクランプスの古いマスクかも...?(何だったのか確認するのを失念)
さてさて、気を取り直して次は...
こっちも怖っ......。
タオル掛けらしいですがどこに飾っていたのでしょうか。洗って拭いたあとに顔を上げてこれが飛び込んできたら毎回ヒュッと息をのむと思います。ちなみに売店ではこのタオル掛けのポストカードも売っていましたが送られた方も困るっ...!
しかし怖いものばかりではありません!
こんな素敵な像や...
昔のチロルの人々の写真...
チロルの住居など...
どれを見ても興味深いものばかり!
そしてやはり圧倒的だったのが様々な民族衣装の展示。
同じディアンドルやレーダーホーゼンでもこんなに違いがあるんですね!
いかがでしたか?筆者のように別にこっちは見なくてもいいかぁ~なんて思っていた人に特におすすめのこの民族博物館、インスブルックにお越しの際には是非行ってみてください!
◆チロル民族博物館◆
・サイトはこちらから。
・住所:UNIVERSITÄTSSTRASSE 2
6020 INNSBRUCK
・営業時間:月~日 9:00-17:00
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。