騎士の城と呼ばれる古城 Bourscheid castle
Moien!
例年に比べて涼しいルクセンブルク。
このまま、冬に向かってしまうとなると今年2020年の冬はどれほど寒くなるのでしょうか......。
今日は騎士の城と呼ばれる古城の"Bourscheid castle"を紹介したいと思います。
ルクセンブルクの中心部から車で40分。
Esch-Sur-SureとDiekirchの間くらいに位置するBourscheid-Moulinという町にその古城はあります。
森のなかを走っていくと、城の周りを沿うように川が流れていて、Esch-Sur-Sure城と似たような雰囲気。
このあたりはルクセンブルクの中心地よりもさらに自然がたくさん残っているので、今の時期はBBQやキャンプをされている方も数多くいました。
車をさらに走らせていくと、山の上のほうにそびえるBourscheid castleが見えます。
さらにぐるぐると山を登っていくと城壁で囲われたBourscheid castleが現れます。
遠くから見ると残っている部分は少しかと思ったらけっこう奥に広く続いています。
城壁の崩れた部分には野花がたくさん咲いていて古城の城壁と花の鮮やかさのコントラストがきれいです。
この古城は14世紀から18世紀にかけて改築をしながら増設され城主は時代によって変わりましたが16世紀初めころまではブルーシャイト家が長年所有をしていました。
ブルーシャイト家はルクセンブルク伯爵に忠実な騎士であり、そのためこの古城が"騎士の城"と呼ばれるようになったそうです。
改築を進めていった頃のBourscheid castleの模型図
ずいぶん大きくて立派な城だったのでしょう。
おそらくルクセンブルク伯爵家と強い繋がりもあり財力もあったのでしょうね。
無骨なようで、味のある古城
石を積み上げながら作られていて内部に入るとすごくひんやり。
この搭の内部は螺旋階段になっていて最上部の展望台まで上がれます。
Bourscheid castleもかなり高い位置にあり、その展望台からの景色はすべてが見渡せてとてもきれいです。
周りが川に囲まれていて昔はその川に守られていたのでしょうか。
対側側は今は農地が広がっていました。
中世の時代に建てられ、今に残されるBourscheid castle。
騎士の城と呼ばれるように品のある趣きでとてもすてきな古城でした。
少し中心部から遠いですが、古城好きな方はぜひ行かれてみてください。
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