台湾新北市!秘境に佇む「食養山房」で懐石料理に舌鼓!隠れ家レストランで過ごす贅沢な時間
先日、秘境の隠れ家レストラン「食養山房」へ行ってきました。台北駅からレストランまでは車で約40分。山奥へと入っていき、こんなところに本当にレストランがあるのだろうかと疑心暗鬼でした。
結論からいうと、そこには最高に素敵な空間が広がっていました! 今回は懐石料理を楽しめる「食養山房」を紹介します。
アクセス方法
乗り物酔いをしやすい筆者みみ。しばらく車に揺られて不安になりながらもどうにかレストランに到着。細い道を抜けた先にレストランはあります。途中で看板は出ておらず、グーグルマップとレストラン食養山房HPにある道案内を頼りに行くしかありません。それもまた秘境へと導かれているようでワクワク。
駐車場が見つからず山道に駐車していいものか困っていたら、遠くの方にスタッフの方が誘導してくださいました。駐車スペースも限られているため、外で予約とカーナンバーの確認を行っているようでした。
駐車場から建物、建物から食事スペースまではそれぞれ少し距離があります。途中、道もデコボコしているので歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
■食養山房
・住所: 新北市汐止區汐萬路三段366巷6號
・アクセス: 台北市内からタクシーで約40分。
(食養山房と提携している首都タクシーがおすすめ。)
・首都タクシー電話:(02)2555-5111
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ランチ・ディナー:1250元(約5000円)※ベジタリアン食あり
茶道体験付ランチ・ディナー:2200元(約8800円)
館内「六號茶空間」を散策
予約した時間まで20分ほど余裕があったので館内を散策させてもらうことにしました。六號茶空間はお茶を楽しむ空間で食事は別の棟に移動します。敷地内には池もあり、鯉も優雅に泳いでいました。
窓の外に広がる景色を見ながらお茶をいただくことができます。
自然のなかではワンちゃんもリラックス。
山のなかにあるレストランだけあって、植物がたくさん飾られていました。
六號茶空間では雅楽の演奏が行われることもあるそうです。都会の喧騒から離れて過ごすひと時は格別ですね!
お待ちかねのお食事タイム!
食養山房へ移動し、早速食事です。丸い固形物にお湯をかけると一瞬で温かいおしぼりに。素敵な演出でお料理にも期待が膨らみます!
下記はマンゴーとパッションフルーツのフレッシュジュース。そして前菜には北海道産ホタテを使用。
濃厚なコーンスープ。とうもろこしの香りが広がります。
食材本来の味を活かしたお料理ばかりです。コースは通常(魚介類)とベジタリアン向けの2種類のみですが、季節によって内容も変わりますので、また違った楽しみ方ができると思います。
エビの甘辛ソース添え
きのこのまぜご飯
マンゴープリン
そして最後は食養山房名物!蓮と鶏肉の土鍋スープ
スープのなかには鶏肉や蓮根、しめじなど体に優しい食材がたくさん。店員さんが目の前でスープに花を浮かべ、開く様子を見せてくれました。
"五感が満たされてこそおいしい料理"という言葉にもある通り、料理は目で見て楽しみ、香りを感じるもの。
そんな満足度の高いお料理に感動! 季節の花や食材、そして自然に囲まれた環境。室内やテーブルのほか、どのお料理にもお花が飾られているのが印象に残りました。トータル約3時間のコース料理。帰る頃には外はすっかり真っ暗です。廊下のあたたかなキャンドルと月明かりが足元を照らしてくれます。
今回は秘境に佇む「食養山房」をご紹介しました。明日への活力となる贅沢な体験。
まだまだコロナ禍ではありますが、自由に海外旅行ができるようになったらぜひ「食養山房」へも行ってみてくださいね。特別な日におすすめの隠れ家レストランです。
筆者
台湾特派員
みみ
2020年7月より台湾生活開始。ライター・ブロガー・日本語教師として活動中。
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