ドイツにおけるコロナ制限措置が段階的に撤廃へ!
ここ数日コロナウイルスの新規感染状況が少しずつ減少傾向にあるドイツでは、連邦と各州首相との間で話しあいがもたれ、コロナの制限措置を今後段階的に撤廃することで合意しました。
3月20日以降はほぼ通常の生活に戻ることを目指し、3段階の規制緩和となる予定です。
主な内容は、以下の通りです。
■第1段階
・私的集まりについて
コロナ接種済みの者もしくはコロナ快復者だけで集まる場合は、これまで10人という人数制限がありましたが、3月20日以降は制限なしになります。ワクチン未接種者については、3月19日まではこれまで通り、独自の所帯に加えて2人のみ集まりが可能です。
・個人商店への入店制限がすべて撤廃されます。ただし、マスクの着用は引き続き必要となります。
■第2段階 (3月4日以降)
・飲食店やホテル宿泊などにおいては、3G規定(ワクチン接種証明、快復証明、もしくは当日の陰性証明)があれば可能になります。
・ディスコについては2Gプラス(ワクチン接種者もしくは快復者で、それに加えて当日の陰性証明もしくはブ-スタ-接種証明)のみ、入場可能という条件でオープンとなります。
・スポ-ツなどの大きなイベントは、2G規定(ワクチン接種済みもしくは快復者)のみ入場可能です。
屋内での催しの場合は、収容可能人数の60%、最大で6000人まで、屋外での催しの場合は、収容可能人数の75%、最大で2万5000人まで入場可能となります。
■第3段階 (3月20日以降)
マスク着用や対人間隔確保といった基本的な防疫措置を除き、原則的にはすべての制限措置が撤廃されます。
・医療状況が許せば、在宅勤務を可能とする義務規定も撤廃されます。
以上のように、3月20日から通常の生活に近づける予定のドイツですが、それでも公共交通機関でのマスクの着用や対人間隔の確保が可能となるよう、法整備が行われるようです。
今後再び感染状況及び医療状況が悪化した場合は、再び制限措置が強化されることになります。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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