オーストラリアでも祝われる中秋の名月の過ごし方
まだまだ時々寒くなるシドニーですが、9月になり暦上は春になりました。
ですが、オーストラリアでも北半球と同じくアジア系の人たちは中秋の名月を祝うんですよ。お月見といった方が分かりやすいでしょうか。
正確には中秋節という中国を始めとするアジア圏で祝われる行事で、日本のお月見はそこから独自に発展したものなんだとか。
今年の中秋節は9月10日。この時期シドニーでもチャイナタウンや中国系のお店に行くと、それらしい雰囲気を味わうことができます。
ということで、シドニーの中秋節の様子を紹介します！
中秋節といえば月餅
中秋節に欠かせないものと言えば、英語で Moon Cake と呼ばれる月餅(げっぺい)です。お世話になった人に送ったり、家族みんなで食べたりします。
月餅は、アジア系のベーカリーやチャイナタウンのマーケットシティ・ショッピングセンターなどで売られています。特にマーケットシティに並べられる月餅は、種類が豊富で目移りしてしまうほど。
伝統的な月餅はもしかしたら日本人だと苦手な人も多いかもしれませんが、最近はカスタードやチョコレートなど食べやすい味も増えています。
月餅無料配布やライオンダンスのパフォーマンスなど、イベントも開催中です。
カブラマッタのムーンフェスティバル
電車で約1時間ほどのベトナムを中心に大きなアジアのコミュニティがあるカブラマッタでは、先週の8月28日（土）にムーンフェスティバルが開催されました。
新型コロナウィルスの影響で2年ぶりの開催となりましたが、食べ物の屋台、ダンスパフォーマンス、ゲーム、花火などたくさんのイベントがあるかなり大きなお祭りです。
この国では春なので変な感じですが、アジア圏では大切なお祝いである中秋節。月餅も食べたいですが、私は日本人らしくお団子も作ろうかと思ってます。
筆者
オーストラリア特派員
Eri オーストラリア
十数年前にワーキングホリデーオーストラリアに来たのがきっかけで、そのままシドニーに住んでいます。
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