地元民にも観光客にも愛されるソフィアの市場【ジャンスキー・パザール】
海外旅行の際、「メジャーな観光名所に行くのも楽しいけれど、その土地に住む人の生活を垣間見るのも好き!」という方におすすめなのが市場に行くこと!
ブルガリアの首都・ソフィアには多くの市場があり、ソフィアに住む人々の生活を支えています。
そんな市場の中でも規模が大きく、地元民にも観光客にも愛されている場所。
それが今回紹介する【ジェンスキー・パザール】です!
「ジェンスキー」はブルガリア語で「女性の」という意味。
英語ではWomen's marketとも表現されています。
この市場はソフィアの中心部・セルディカ駅とライオン橋(レフ・ボフ・モスト駅)の間にあります。
(写真はライオン橋のライオンの銅像)
この周辺は観光の中心であり、移民局もすぐ側。
この立地の良さも、ブルガリア人だけでなくさまざまな外国人、観光客でにぎわっている理由のひとつでしょう。
ライオン橋側の入口から入ると、野菜や果物が所狭しと並んでいます!
新鮮なものもあれば、少し傷んでいるものも......。
パザールの青果コーナーでは自分で品物を選べるケースと、欲しいものを告げて店員に取ってもらうケースがあります。
後者の場合、外国人だとわかると少し傷んでいるものを渡されるケースもあるのでしっかりと品物をチェックすることをおすすめします!
(もちろん、お店によってはちゃんといい品を選んでくれる場合もあります)
生鮮品コーナーの先には衣料品・雑貨など生活用品の出店が立ち並んでいます。
さらに先に進むと、ドライフルーツやスパイスを扱う乾物店やワインショップがあります。
ワインは瓶に入ったものもありますが、写真のように樽に入っていて希望の量をペットボトルに入れて販売するケースも!
ほかにもお店の中にはペットボトルに詰められ、手書きでブドウの品種が書かれたワインも売られていました。
日本ではなかなか見られない光景、まさに"ソフィアに住んでいる人のための、ブルガリアらしいお店"という印象です。
さらにセルディカ駅側に進んでいくと、おみやげ物店も立ち並んでいます。
特にこのトロヤン食器のお店には驚きました! 私がソフィアに4年間住んでいた中で、一番豊富な種類のトロヤン食器がここには揃っていました。
おみやげにトロヤン食器を買いたいと考えている方、必見です!
ジェンスキー・パザールのちょうど真ん中あたりにはちょっとしたレストランや売店があり、テーブルもあります。
ピザやバーニッツァ(ブルガリア名物・薄いパイ生地にチーズが入っている食べ物)、ケバブチェ(ブルガリア風ミートボール)などを買ってその場で食べることもできます♪
ただしこのジェンスキー・パザール、時間帯によってはかなり混み合っているのと、混んでいるときにはスリや置き引きなど軽犯罪が頻発しているそうので訪れる際には十分ご注意ください!
注意すべき点はありますが、おみやげ物探し、食事、さらには生活の場を垣間見ることができるジェンスキー・パザールは一度行ってみる価値があります♪
ソフィアに訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。
■ジェンスキー・パザール(Women's market)
・住所: bul. "Stefan Stambolov", 1202 Sofia Center, Sofia, Bulgaria
・休業日: なし
・営業時間: 8:00〜19:00
筆者
東京特派員
チカ
2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!
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