女子旅で台北を120%満喫!欲張り女子も納得な台北の攻略法

公開日 : 2023年07月25日
最終更新 :
筆者 : みみ

ショッピング、グルメ、観光、写真映えスポット巡り、、、女子旅の目的はさまざま! せっかく台北に来たのだから、ここでしか出合えないスポットやお店に行きたい! という方必見。台北在住4年の筆者が個人的におすすめする“はずさない”お店をレストラン、カフェ、雑貨店の3つのカテゴリーに分けて紹介します。

女子グループにおすすめのおしゃれエリア「信義区」

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カテゴリー別に紹介する前に、日本から女性の友人が訪ねてきた際、筆者が必ず案内する鉄板のエリアを紹介します。それがここ!台湾の商業の中心地、信義区! デパートや最先端のショップがが立ち並ぶおしゃれスポットで、特に買い物好きな女子は必ず楽しめます。

このエリアには、ガイドブックにもよく載っている台北101やアート・デザイン施設の華山1914松山文創意園区などの観光スポットをはじめ、夜になるとおしゃれなバーやレストランもたくさんあり、日中はショッピングや町ぶら、夜はグルメやナイトスポットとして1日中楽しむことができます。

グルメな女子会にピッタリ!台湾グルメをご賞味あれ

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女子会で外すことができないものといえば、グルメ!
気ごころ知れた仲間同士でテーブルを囲むと、おのずと楽しい宴の始まりです。台湾旅行中に食べたい台湾ならではのグルメを紹介します。

美や健康への意識が高い女子向け「稲舎食館 Rice & Shine 微風松高店」

  • おしゃれな店内

    おしゃれな店内

  • 漢方がふんだんに使用されている

    漢方がふんだんに使用されている

漢方の店が立ち並ぶ迪化街の名店「稲舎食館」は漢方をふんだんに使用したおいしい料理が人気です。そんな稲舎食館の支店が「稲舎食館 Rice & Shine 微風松高店」として信義区で営業しています。ここは美や健康に敏感な女性たち絶大に支持を得ており、連日多くの女性客でにぎわいます。

稲舎食館 Rice & Shine 微風松高店では、大稲埕にある中医学体験施設の「德利泰(ダーリータイ)」とのコラボ料理を提供しています。
筆者が特におすすめなのはそのコラボの鶏スープ! 甘草(カンゾウ)や當歸(カラトウキ)、紅棗(ナツメ)それに枸杞(クコ)などの漢方素材をふんだんに使用されています。単品・定食のどちらでも注文することができ、漢方エキスが染み込みホロホロになるまで煮込まれた鶏肉は絶品です!
ほかにも、女性特有の心身の不調に効くといわれる黒棗(クロナツメ)ソースのかかった鶏定食も台湾らしさを感じてGOODです。こちらの定食には漢方のスープがついてきます。副菜には龍鬚菜などの台湾野菜が使用され、少量ずつながら日本ではなかなか味わうことができない台湾の味を楽しめます。食後は花蓮特産のレモングラスのような香りが特徴的なスパイス、馬告(マーガオ)入りのお茶ですっきりするのもいいですね。

稲舎食館 Rice & Shine 微風松高店

住所
110台北市信義區松高路16號b2 號
営業時間
日~水曜日11:00~21:30、木~土曜日11:00~22:00

心地よい辛さが刺激的!ビブグルマンにも選ばれた「四川吳抄手」

遠東百貨4階のレストラン街は天井からランタンが飾られたりレトロな看板が並ぶなど、昔の台湾をイメージしたようなエキゾチックな雰囲気になっています。フォトジェニックな空間に思わず写真を撮りたくなります。

ここにあるのがミシュラン(ビブグルマン)連続獲得の「四川吳抄手」です。料金帯はとってもお手頃で、辛さは好みに合わせて選ぶことができるので、辛すぎる料理が得意でないという方は定員さんに伝えてみましょう。メニューには日本語や英語の表記もあるので安心です。

このお店の看板料理は店名にもなっている吳抄手は四川風のワンタン料理のことです。多くの日本人が想像するワンタンはスープの中に入ってるものをそのままツルっと食べるものですが、吳抄手はお椀の中にワンタンが入っており、お椀の底のラー油とタレを絡めて食べます。ひと口食べると八角の風味が鼻を抜け、舌に残る心地よい辛さも相まってやみつきになります。

たくさん食べたあとはさっぱりとしたデザート、桃膠雪耳飲がおすすめ。桃膠雪耳飲とは桃の樹皮のコラーゲンと白きくらげのデザートです。このデザートには食物繊維豊富な紅棗や美肌効果のある枸杞も入っています。低カロリーで女子にはうれしいデザートです。

四川吳抄手 信義店

住所
110台北市信義區松仁路58號信義遠百A134樓
営業時間
11:00~14:30、17:00~21:00

台湾の最先端トレンドは融合系グルメ!?「時時香」

近年、台湾でよく見かける“融合系”のお店。例えば香港料理×ベトナム料理、日本料理×台湾料理など、伝統や調理方法などを融合させて新しい料理として提供するお店が多いようです。

筆者おすすめの融合系グルメのお店は「時時香」。台湾国内で10店舗以上を営業しており人気の高さがうかがえます。ここでは中華×タイが融合した料理を楽しめます。筆者のおすすめは香辣水煮牛。花椒粒や辣油、紅花椒油など、約10種類のスパイスを使用して味付けされた牛肉のスライスは香りとしびれ、そして爽やかな辛さがアクセントです! 体に優しい黒米やキヌア入りのご飯はおかわり自由で、香辣水煮牛のパンチの効いた味に箸がとまらなくなります。筆者おすすめはピリ辛の香辣水煮牛ですが、辛くないメニューもたくさんあるので、おしゃれな店内でワイワイと融合系グルメを楽しいましょう!

時時香 RICE BAR - 微風南山店

住所
110台北市信義區松智路17號6 樓
営業時間
月~水11:00~15:00、17:00~21:30(木・金曜日は~22:00)、土曜日11:00~22:00(日曜日は~21:30)

筆者御用達!おしゃれな店内とおいしいスイーツが心くすぐるカフェ

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町歩きをした後、少し小腹が空いたとき、そもそも目的のお店があるなど、女子旅と切っては切れないものといえばおいしいスイーツやドリンクが食べられるカフェ!筆者行きつけの味よし、雰囲気よしのお店を紹介します。

予約必須のティーサロン「永心鳳茶」で台湾のお茶をたしなむ

「永心鳳茶」は2015年に台湾南部の高雄にオープンした台湾茶を専門に取り扱うおしゃれなティーサロンです。台北101のすぐそば、微風南山というデパートに入っている微風南山店は平日、休日を問わず多くの人で賑わっているます。希望の時間に確実に入店したい場合は事前にインターネット予約をしましょう!

おしゃれで落ち着いた雰囲気の店内では、台湾茶を使用したスイーツやドリンクをはじめ、軽食メニューもあります。注文は記入式のため言葉に自信がない人でも安心です。
黒糖鉄観音ミルフィーユや梨山ウーロンミルフィーユなど茶葉をふんだんに使用したものから、南国らしいジャスミングァバミルフィーユなど、日本ではなかなか食べられないフレーバーのスイーツをはじめ、ていねいに淹れたお茶や、お茶を使用したカクテルまであります。
遅くまで営業しているので、夕食後に立ち寄って夜カフェとして楽しむのもいいですね。

店内では永心鳳茶のパイナップルケーキや紅茶のティーパックもお土産として購入できるので、気に入ったお茶やスイーツがあれば購入しましょう!

永心鳳茶 微風南山店

住所
110台北市信義區松智路17號2樓
営業時間
日~水曜日11:00~21:30(木~土曜日は~22:00)

2023年4月にオープン!緑に囲まれたおしゃれカフェで優雅なティータイム「Café Kitsuné」

「Café Kitsuné」はパリと東京を拠点とするファッションブランドMaison Kitsuné(メゾンキツネ)が展開するカフェです。まず何といってもCafé Kitsunéが入っている建物BELLAVITAの外観はとてもおしゃれ! ヨーロッパのファッショナブルな都市を基本コンセプトとして建てられました。台湾に居ながらにしてヨーロッパの雰囲気も感じられる場所として台湾の女性にも人気のスポットです。

BELLAVITAは近隣のデパートと比べ、飲食店のテナントの入居も少な目であるため、Café Kitsunéは穴場ともいえるでしょう。とはいっても、2023年4月にオープンしたばかりですので、しばらくは混雑するかもしれません。

筆者おすすめはテラス席です。緑に囲まれてのカフェタイムは都会の喧騒を忘れさせてくれます。台東産のサトウキビを使用した炭酸水はCafé Kitsuné BELLAVITAオリジナル。暑さで火照った体に優しいサトウキビの甘みがシュワっと染み渡ります。ここでしか味わえない1杯をお楽しみください。
店の隣にはMaison Kitsunéのショップがあるので、カフェ帰りに立ち寄ってみるのもいいですね。

Café Kitsuné BELLAVITA

住所
110台北市信義區松仁路28號2 樓
営業時間
11:00~21:30

日本未上陸の「Lady M」で絶品ミルクレープを食べる!

筆者の肌感覚ですが、台北では記念日や誕生日など大切な日の定番のケーキでミルクレープを見かけることが日本に比べて多い印象です。

そんな台北で至極のミルクレープ店として有名なのがニューヨーク発のミルクレープ専門店「Lady M」。20層以上ていねいに生地を重ねて作られたミルクレープはまるで芸術作品です。
筆者がよく訪れる遠百信義店は天井が高く抜群の開放感です。リラックスした雰囲気の中で食べるケーキは最高です。海外のケーキといえば甘さが強すぎることが多いのですが、Lady Mのケーキは甘さ控えめであっさり食べられます。

遠百信義店で筆者がおすすめしたいのは季節限定のパッションフルーツのミルフィーユ! 甘さと酸味のバランスが絶妙でペロッと食べられてしまいます。スタンダードなミルフィーユはもちろん、期間限定でいろいろなフレーバーが楽しめるので、気になったものがあればぜひ食べてみましょう! 

ミルクレープは1ピース270元~(約1200円~)で、一般的なスイーツより割高な印象ですが、Laday Mは日本に出店していないためスイーツ好きの女子はぜひ一度食べていただきたい一品です!

台北市内には遠百信義店を含め3店舗あり、うち1軒(ホテルリージェント台北)はテイクアウトのみです。

Lady M 遠百信義店

住所
110台北市信義區松仁路58號
営業時間
日~木11:00~21:30、金土11:00~22:00

台湾デザインがかわいい!雑貨やお土産を買うならここ!

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日本に帰っても台湾を感じられる自分用のお土産や、普段お世話になっている人へのお土産。お土産選びは店にいる瞬間だけではなく実際に食べる時、使う時まで楽しむことができます。台湾の味や雑貨など、趣向を凝らしたお店を厳選しました。

台湾の味を日本でも!「鄉藝埕」

  • お茶の種類も豊富!

    お茶の種類も豊富!

  • 珍しい乾燥バナナ

    珍しい乾燥バナナ

  • お土産にも最適なギフトセット

    お土産にも最適なギフトセット

迪化街にある雑貨屋店「鄉藝埕」。
こちらは紅茶やドライフルーツ、乾麺など食品を中心とした商品を扱っています。筆者が訪問時、日本人観光客の方と店員さんとが商品について英語で話していました。迪化街自体多くの観光客が訪れるので、定員さんの接客も慣れた様子でした。

筆者が特におすすめしたいのは台湾の茶葉を使用した紅茶。産地や発酵具合によって全く違った味や色を楽しむことができます。紅茶のティーパックはばら売りもしているので、台湾で見つけたお気に入りの茶葉だけではなく、新しく挑戦してみたい茶葉を買って帰るのも楽しいです。ギフト用に素敵なパッケージに詰められたセットはお土産にもぴったりです。

鄉藝埕

住所
103台北市大同區迪化街一段196號
営業時間
10:00~18:00

可愛い柄の縁起物台北でマジョリカタイルを買うなら「西門紅樓」

  • 色とりどりのタイルが並ぶ

    色とりどりのタイルが並ぶ

  • マジョリカタイル柄の商品も人気

    マジョリカタイル柄の商品も人気

  • 特徴的な建物の形

    特徴的な建物の形

多彩な色でタイルに描かれた幾何学模様や花や鳥、フルーツ。これらのタイルはマジョリカタイルとよばれ、台湾のマジョリカタイルには日本人にもファンも多くいます。マジョリカタイルの柄には、それぞれ愛、幸運、繁栄など異なる意味が込められています。

どこかレトロな雰囲気がありながらも柔らかいタッチで描かれた柄は、乙女心をくすぐります。台湾でマジョリカタイルといえば中南部の嘉義マジョリカタイル博物館が有名ですが、旅程の関係でそこまでいけないという方は西門町夜市のすぐ近くにある「西門紅樓」がおすすめです。マジョリカタイル柄のマスキングテープやマグカップ、コースター、ポーチなど、見ているだけで楽しくなる商品が並んでいます。

西門紅樓

住所
108台北市萬華區成都路10號
営業時間
火~木曜日11:00~20:00、金・日曜日11:00~21:00、土曜日11:00~22:00
定休日
月曜日

実は穴場!?見落としがちな有名観光地のお土産ショップ「亜熱帯礼品」

  • 宇宙一おいしいはず!

    宇宙一おいしいはず!

意外とよかったのが、中正紀念堂内のギフトショップ「亜熱帯礼品」です。ここはアイディア商品が豊富で、台湾の日常をそのまま商品にしたような品物が多くあります。

例えばエコバッグ! 台湾には紅白ストライプのビニール袋が日常的に使われるのですが、そのビニール袋をそのままエコバックのデザインにした斬新!?なスタイル。斬新すぎるアイデアに一緒に店を訪れた友人も驚いていました。また、行天宮など台湾の寺廟でよく見かける“台湾式おみくじ”で使用する擲杯とよばれる赤い三日月型の木片。なんとのこの土産店では擲杯の形そのままに石鹸として販売されています。着眼点がとてもユニークですね。
ポップも凝っており、台北の老舗ピーナッツ菓子メーカー、布田食品のお菓子には「宇宙一おいしいはず!」との文言も。ふふっと笑える商品に出合えるお店です。

中正紀念堂内ギフトショップ 亜熱帯礼品

住所
100台北市中正區中山南路21號
営業時間
9:00~18:00

いかがでしたか。本記事で紹介したエリアやお店は日本から友人が来た際、筆者が自信を持って紹介できる場所ばかりです。漢方などの食事を楽しみ、カフェでお喋りをし、そして雑貨屋さんで素敵な台湾土産を探してみてくださいね。台北女子旅のお役に立ちますように。

監修:地球の歩き方

筆者

台湾特派員

みみ

2020年7月より台湾生活開始。ライター・ブロガー・日本語教師として活動中。

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