香港国際空港にあるスカイブリッジを実際に歩いてみました

公開日 : 2023年08月01日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

2022年末に香港国際空港(HKIA)に世界最大の旅客機であるA380がくぐり抜けられる巨大な連絡通路「天際走廊(Sky Bridge)」が完成したという記事を書きました。先日、実際に橋を渡る機会があったのでレポートしたいと思います。

Sky Bridgeの外観
Sky Bridgeの外観

SkyBridgeを改めて説明しますと、第1ターミナル(T1)と、北西側270メートル先にT1ノースサテライト・コンコースというターミナルを結ぶ大型の連絡通路です。高さは28メートル、長さは200メートルもあるので、A380がその下を通ることができるのです。HKIAにあるゲートのうち「13~22番」はT1ノースサテライト・コンコースにある搭乗口です。搭乗券にこの番号が振られていたら橋を渡ることになると思ってください。

Sky Bridgeの入口
Sky Bridgeの入口

通路は、天井も高く、幅もあり、ガラス張りの壁になっている非常に開放的です。一部の観光地の展望台やタワーは床の一部もガラス張りにしていますが、ここも飛行機を上から見られるようにするためガラス張りにしています。上から見る飛行機は圧巻です。

ブリッジの南端にはカフェがあってそこから広く空港を眺めることが出ますし、反対側の北端には「機場展望台(Sky Deck)」として第3滑走路や現在建設中の新しいターミナルの工事現場を見ることができます。また、そこには木でできた大きな階段のようなエリアがあり、ここに座って一息ついている人もいました。

キャセイのB777だと思いますが、ちょうど通過していきました
キャセイのB777だと思いますが、ちょうど通過していきました
床のガラス張りの部分
床のガラス張りの部分
Sky Deck。ここで一休みすることも可能です
Sky Deck。ここで一休みすることも可能です

Sky Bridgeは連絡通路ではありますが、もはや観光スポットとも言える場所です。T1ノースサテライト・コンコースはLCCが利用することが多いので、香港エクスプレス辺りを利用するとこの橋を渡る確率が高まると思います。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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