【中国・杭州】世界遺産・西湖で蓮の花を鑑賞する

公開日 : 2023年07月15日
最終更新 :

ニーハオ!中国・蘇州特派員もりもりんです。
7月中旬の先日、浙江省・杭州市にある世界遺産の西湖に行ってきました。西湖は蓮の花が美しい場所として有名です。今回は日帰りでサクッと蓮の花が見れるポイントに行ってきました!

蓮スポット1「断橋残雪(断桥残雪)」

まずは「断橋残雪」へ。

この日、私は蘇州から高速鉄道(中国の新幹線のような乗り物)で1時間半で杭州東駅に到着。蘇州北駅を8時半ごろ出発、10時前に杭州東駅に到着しました。杭州東駅から地下鉄で鳳起路駅まで移動し、そこからタクシーに乗って10分ほどで断橋残雪に到着。

夏の断橋残雪
夏の断橋残雪

「断橋残雪」は、西湖十景のひとつです。西湖の北側を分断するようにつながっている「白堤」の東端にあり、雪が積もって晴れると橋の南側だけ日に照らされて雪がなくなることからこの名がついたそう。この橋が建てられたのは7世紀以前とされており(現在は補修されています)、有名な伝説「白蛇伝」の舞台にもなっています。

西湖十景です
西湖十景です

橋の西側にだけ蓮の花が植えられています。蓮の花と橋のバランスが美しいですね〜。この時期だけしか見られない景色です。
北山街沿いに休憩できる東屋やベンチがあり、35℃を超える暑い日でしたが、ゆっくり鑑賞している方がたくさんいらっしゃいました。

35℃を超える暑い日でした
35℃を超える暑い日でした

蓮スポット2「曲院風荷(曲院风荷)」

「断橋残雪」から、次の蓮スポット「曲院風荷」までタクシーで15分ほどでした。徒歩だと40分くらいです。気候の良い時期だと苦にならない距離ですが、この日は暑すぎたのでタクシーを使いました。北山街は渋滞するので、時間に余裕を持っておいた方が良いと思います。

曲院風荷
曲院風荷

曲院風荷も西湖十景のひとつ。南宋の時代、この場所に宮廷酒蔵があり、お酒の香りと蓮の香りが人々の心を魅了したことから、この名前が付いたそうです。
西湖から流入する池のようになったところを、蓮の花が覆い尽くしている様子は圧巻でした。

一面の蓮
一面の蓮

私がここに着いたのはお昼12時頃でしたが、咲いている蓮の花がたくさん見られました。蓮の花は朝早くに開いて昼前には閉じてしまうそうですが、開いている花が多かったです。
また蘇州ではもう蓮の花が枯れている場所も多いのですが、こちらではまだまだつぼみも多かったです。場所の違いのせいなのか、品種が違うのかはよくわかりませんが、綺麗な景色が見られてよかったです!

お昼でも開いている花が多かったです
お昼でも開いている花が多かったです

かなり間近で見られるのも嬉しいところ。

まだまだつぼみも多い
まだまだつぼみも多い

今回訪れたのはこの2か所です。西湖には他にも蓮スポットがあるようですが、この日の午後はとにかく暑くて、蓮鑑賞どころでは無かったです。
蓮の花は午前中が見頃なので、時間に余裕あれば一泊して翌朝早くから西湖の蓮鑑賞に回るのが良いのでは無いかと思います。
西湖はどの季節も違った良さがありますが、蓮の花が咲き誇る夏、おすすめです!

西湖風景名勝区(西湖风景名胜区)

住所
浙江省杭州市西湖区龙井路1号
開放時間
終日
入場料
無料

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