【クアラルンプール】ジャメモスク周辺のローカルエリアを散策

公開日 : 2024年01月24日
最終更新 :

クアラルンプールの観光スポットが集まるのがジャメモスク(Jamek Mosque/Masjid Jamek)、ムルデカ広場(Murdeka Square/Dataran Merdeka)周辺から中華街にかけてです。
いわゆる「外せない」見どころが多く集まり、また徒歩でも効率よく回ることができます。

ジャメモスク(Jamek Mosque/Masjid Jamek)に隣接する界隈にはかつてクアラルンプールの中心であった名残りが見られます。

クアラルンプール初となるものが多く集まる地域では、ファーマシーなど今でもその姿を残しているものもあれば、すでになくなってしまった建物などが新旧入り混じっています。

地元の人が気軽に立ち寄る食料品店
地元の人が気軽に立ち寄る食料品店

朽ちたビルに入ったグロサリー(食料品店)は、近所の人がバナナ1本を買い求めにやってきます。
淡々と接客をしているのかと思えば、ふとしたはずみに長話になったりしています。
その様子をみているだけでもマレーシアのゆったりとした時間の流れを住んでいるように感じられます。

クアラルンプールに増えるリノベカフェ
クアラルンプールに増えるリノベカフェ

同じく古いビルの1階にはリノベカフェがテナントとして入居。
中華街でも見られるスタイルで、いわゆるレトロモダン。
穴場や隠れ家カフェを探すのが楽しみの一つです。

常連らしき人々が足繁く通うショップ
常連らしき人々が足繁く通うショップ

小さな米店兼グロサリーには米袋を店の倉庫から出して店頭脇に並べる従業員らしき人たちが働いていました。

日本でも少なくなってきた古本屋
日本でも少なくなってきた古本屋

日本でも少なくなってきた古本屋。
アレーシアでも同様です。
店内にはマレーシアの本屋雑誌などがところ狭しと積み上げられています。
一歩足を踏み入れると、少し埃っぽいようななつかしい古書の匂いについ本を手にとってしまいます。
多民族国家のマレーシアらしいのは、マレー語、中国語、タミル語、英語の本が並んでいるところ。

クアラルンプールの定番ウォールアート
クアラルンプールの定番ウォールアート

ポップなウォールアートで知られる「壁」
現在はマレーシアの有名なフードデリバリーアプリの宣伝が描かれています。

バックパッカー向けの宿も多め
バックパッカー向けの宿も多め

かつてクアラルンプールの中心だっただけあって(?)、アクセスもよい立地でありながら手頃な値段の宿も多めで穴場とも言われるエリア。
少し前までは公共交通もなかったのですが、今は半径1km以内にMRT、LRT、モノレールと大変便利になっています。
ジャメモスク(Masjid Jamek)駅にはグラブ(Grab)専用のウエイティングスポット(※)も。
※グラブ(Grab)は混雑回避のため場所によっては専用待合ゾーンが設定されています。

バイクは市民の重要な移動手段
バイクは市民の重要な移動手段

次回訪れたらなくなっているかもしれない。そんな儚さがあるのも今のクアラルンプール。
アジアらしいスピード感ある変化も見どころの一つかもしれません。

(撮影by逗子マリナ)
※店内、および外観は撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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