香港の「ハリウッドロード」が世界で2番目に“かっこいい”通りに選出

1968年にロンドンで創刊され、今では香港、東京、パリ、バルセロナ、バンコク、シンガポール、上海、シドニー、シカゴなど世界40都市で発行されているフリーペーパーの『Time Out』誌。その街の最新情報などライフスタイルを扱う雑誌です。同誌による「World’s coolest’ street 2024（世界でスタイリッシュ、かっこいい道ランキング2024」の2位に香港の「荷李活道（Hollywood Road）」を選出しました。なお、1位はメルボルンのハイストリート、7位には東京の茶沢通りがトップ10にランクインしています。

イギリス人を含むアングロサクソン系は、「世界のベストレストラン50」や「世界空港ランキング」などランキング好きですが（笑）、これもその1つで、世界の編集者やライターらが地元で一番好きな通りの情報をピックアップ。タイムアウト誌は推薦された通りについて、飲食、文化、ナイトライフ、全体的な雰囲気などの項目ついて評価し、総合的な順位をつけています。

香港のハリウッドロードは中環（Central）から上環（Sheung Wan）までの約1キロの通りです。昔は、骨董品の店やアートのギャラリーが多いのが特徴でしたが、SOHOと蘭桂坊（Lan Kwai Fong）の出入口ということもあり、おしゃれなバー、レストランも通り沿いにあります。新しくできた「Lockdown」は隠れ家的なバーで早くも人気を集めています。

この通りは、ヒルサイドエスカレーターの周辺にいろいろな壁画が建物の家になどに描かれていて、インスタ映えすることから観光スポットになっています。

ほかにも「PMQ」という場所は、ファッション、アクセサリーなどアイディア商品を売る店が多い新しいタイプのモールですし、PMQから徒歩数分のところには香港のガイドブックに必ず載っている、香港最古の道教寺院と言われている「文武廟」があるなど、いろいろな顔を持っているのが特徴です。