森山直太朗の「地球の歩き方」 in ニュージーランド ②ムリワイビーチでキャンプ飯＆ノマドフェアでライブ

次の目的地に向かっている最中、ガス欠になった僕たちを助けてくれたエラとグレース。ふたりにお礼をするために、ムリワイビーチ沿いにあるキャンプ場で、“キャンプ飯”を振る舞うことに！

実は、ニュージーランドは「キャンプ天国」といわれるほど、初心者から上級者まで楽しめるキャンプ場がたくさんあるんです。このムリワイビーチ沿いのキャンプ場は、サーフィンや海水浴と一緒にキャンプを楽しみたい方におススメです。

キャンピングを終えて、キャンプ場から徒歩2分のところにあるムリワイ・ビーチを散策することに。

オークランドの西側にあるムリワイ・ビーチは黒い砂が特徴的で、海岸線は全長約60㎞にも及びます。夏には、大きな白い海鳥・カツオドリ（オーストラリアン・ガネット）が巣を作るためにムリワイ・ビーチへやってくるので、また違った景色を楽しめます。

ビーチでは、さまざまなアクティビティも体験できるので、地元の方だけでなく観光客にも人気のスポット。青空が反射した遠浅のビーチの美しい景色に感動を覚えました。

翌日、エラに誘われてオークランド郊外で開催していた「ノマドフェア」を訪れてみることに！

服やアクセサリー、ホットスナックを販売しているお店から、似顔絵を描いてくれるお店まで、さまざまなお店が並んでいました。色々と回っていると、「人のエネルギーを読み取って霊と話せる」というちょっと変わったお店を見つけて、入ってみることに。

強いエネルギーを持つと噂の占い師の、「考えるのではなく感じて」という言葉を信じて、自分自身について振り返ってみることにしました。

ノマドフェアにはライブスペースがあり、アーティストの方のライブが開催されていました。

現地のさまざまな人たちと交流したことで、このニュージーランドの地で、森山直太朗の“第2章”が始まるような、新たな気持ちが芽生えました。
そんな新鮮な自分で、ノマドフェアでライブをやることに。もちろん、歌う曲は『さくら』。

もともと路上ライブをしていたので、初めて訪れる地で歌いながらも、どこか懐かしい気持ちになりました。原点に立ち返ると、今の自分に足りないものもよく分かり、しびれました。