【京都】京北・魚ヶ渕吊り橋と見事な枝垂桜

公開日 : 2024年04月16日
最終更新 :
筆者 : Akio

京北の魚ケ淵(うおがふち)地区には見事な枝垂れ桜が咲いています。
魚ケ渕は右京区京北周山町山にあり、京都市内から車で約1時間くらいの距離です。
この辺りは自然豊かな地で、枝垂れ桜の合間からは北山杉の山々や
長閑な景色が広がっています。

上桂川の清流が橋下を流れるつり橋のたもとに咲く見事な枝垂れ桜の樹齢は67年。
花は散り始めていましたが、とても元気のある木です。(4月14日撮影)
この桜の木は、地域の創設記念樹として昭和32年に植えたものです。
山間の渓谷の地に、人の手をかりることもなく凛とした美しい姿を誇っています。

高瀬のつり橋

清流に架かるつり橋は、昭和24年に昔の丸木橋からつり橋の改修工事が行なわれました。
その後、度重なる風水害により被害を受けましたが、その度に改修して今に至っています。

橋の名称は「高瀬橋」と呼ばれ、地元では「高瀬のつり橋」と言われています。

かって、つり橋の下を流れる清流では、木材を運ぶために
京北から都への筏流しが古くから行われていました。

この辺りは筏流しの中継所でもあり上流の上黒田から流してきた筏は、
この地で一休みして、翌日に川下へと流され、
保津峡を経て、嵯峨嵐山へと運ばれて行ったそうです。

自然豊かな地、京北の魚ヶ渕吊り橋と見事な枝垂桜でした。

魚ケ渕吊り橋

京都市右京区京北周山町山キハ22
アクセス
(車)国道162号線を京都市内から北へ約1時間。周山から上桂川に沿って下流へ約10分くらい

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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