【ハワイ・オアフ島】ストリップステーキの2024GW限定スペシャルメニュー

2024年のゴールデンウィークは、真ん中の3日間の休みを取ると10連休になるようですね。ハワイにいらっしゃる旅行者も昨年よりずっと多いと聞いています。

ただ、グングンと強くなる米ドル、ズンズンと弱くなる日本円が心配です。そのような状況を見て、ワイキキの人気レストラン「ストリップステーキ」が、ゴールデンウィークの限定メニュー（$89/お一人）を出すことになりました。

ジェームス・ビアード賞受賞シェフのマイケル・ミーナが設立したミーナグループが運営するストリップステーキは、ステーキはもちろんお料理とサービスに定評があります。ワイキキの中心にあるインターナショナルマーケットプレイスの3階にあり、店内にはバーもある大人の雰囲気のレストラン。お誕生日やアニバーサーリーなど特別な日のお祝いに、ハワイ在住者に人気のお店です。

お店で、ジェネラルマネージャーのクリス・バーマンさんとお話をしたら、「ちょうど1か月ほど前に日本に旅行に行ってきました。妻の祖母は、ピクチャーブライドでマウイ島にお嫁に来た人なのですよ。私たちは、日本で円安の恩恵を受けましたが、日本からいらっしゃる旅行者にとっては大きな負担だと思い、この限定特別メニューを出すことにしました。せっかくのハワイ旅行ですから、美味しいお料理を行き届いたサービスと一緒に楽しんで、贅沢なひとときをお過ごしください」とおっしゃっていました。

シェフ・ギャリック・メンドーサによるゴールデンウィークメニューは、4月27日（土）から5月5日（日）までの限定です。

一足先にメニューのテイスティングに行ってきましたので、ご紹介しますね。3コースあり、ファーストコースは3種の前菜から1つ、セカンドコースでも3種のメインから1つ、デザートは2種から1つ選びます。

食事の前に、まずはドリンク。各種カクテルもあるのですが、今日はお食事がメインだったので、グラスワインにしました。赤も白も各10種類ほどありました。迷ったら、お店の人に聞いてみてください。私もお店の人の勧めで、テンプラニーリョという種類のブドウを使ったスペイン産の赤ワインをいただきました。お値段もお手頃で、しっかりした筆者好みのワインでした。

ドリンクと一緒に、フレンチフライが出てきました。これは、お店のサービスです。ディッピング用のソースは、トリュフのアイオリ、ケチャップ、トンカツソースの3種類です。筆者は、ケチャラーなのですが、赤ワインと一緒だとトリュフのアイオリがよく合うと思いました。

まずは前菜のファーストコースです。

この日は、友人と一緒に行ったので、マウイ島で水耕栽培をしているワイポリのミックスグリーンのサラダとインスタントベーコンを選びました。

水耕栽培の葉野菜は、大変みずみずしく新鮮です。柚子の香り高いドレッシングもさっぱりしていて、パリパリの野菜によく合っています。最近、米国では柚子が人気です。

厚く切ったベーコンは、ドームのお皿で運ばれてきます。

ドームを開けると、スモークの煙がモクモクとあがりました。

醬油と砂糖を煮詰めたグレイズは、すこし飴状になっていて、黒豚のバラ肉との相性抜群です。これはメインでもいけそうな美味しさです。ご飯にぴったりの豚の角煮とは違う仕上がりで、どちらかというとバゲットと一緒に食べたい一品でした。

メインコースは、どうしても外せないステーキと、ハワイ名物のマヒマヒ（シイラ）を選びました。

この日は友人の希望で、ステーキはミディアムで注文しました。アメリカでは、レアを注文してもミディアム程度の焼き加減になるので、どちらかというとレアなステーキが好きな筆者は心配したのですが、さすがです！　中心部にちょうど良い状態に火が通り、薄いピンク色で 肉汁は少なめという完璧ミディアムのステーキでした。付け合わせのホイップドポテトも絶品。

日本ではあまり食べることのないマヒマヒですが、ハワイでは比較的よく出ます。しっとりとした白身のお魚で、お味は淡白系なので、クリームソースによく合います。バターたっぷりのソースで美味しくいただきました。

最後はデザートです。

バスクスタイルのチーズケーキは、甘すぎないしっかりとした味わいです。コーヒーや紅茶と一緒にどうぞ。

ハワイの名産フルーツを使ったシャーベット3種の中でも、筆者はストロベリー＆グアバが気に入りました。ハウピア（ココナッツ）の深い味わいもなかなかです。

今のハワイで、これだけの内容で$89のお値段というのは、なかなかのお値打ちものです。

重厚な雰囲気の店内、そしてすこしカジュアルながらもハワイの風に吹かれながら食事のできる人気のテラス席。お好みに合わせてどうぞ。バーカウンターもあるので、食事前や食事後にドリンクを楽しむこともできます。