メークローン市場(タラート・ロム・フップ)

Talat Maeklong(Talat Rom Fup)

列車が通るたびにたたんで広げて

鉄道線路の上にまで並べられた生鮮食料品と、その上に差しかけられた日よけ。ここは廃線なのだろうか?しかし遠くで警笛が聞こえると、周囲は突然慌ただしくなる。線路上の野菜や果物は脇へ寄せられ、日よけはよいしょと脇へたたみ込まれる。露出した線路の上を向こうからやってくるのはディーゼルカー。人々のすぐ脇を列車が通過すると再び日よけが延べられ、線路上に商品が並び、何事もなかったかのように市場が出現する。1日4往復、都合8回列車が通過するたびに折りたたまれる世にも珍しい市場だ。

この珍しい光景が人気を呼び、タイ人外国人を問わず毎日たくさんの旅行者が訪れて、人や建物、商品のすぐ横を走り抜ける列車の様子を見物している。その周囲で市場の人々が淡々と生鮮食料品を売り買いしているのもおもしろい。

写真

基本情報

行き方
サーイ・タイ・ピンクラオ12番乗り場からメークローン行きロットゥー(所要約1時間30分、80B)利用。鉄道を利用する場合はウォンウィエン・ヤイ駅8:35発マハーチャイ駅9:28着の列車に乗りマハーチャイへ。駅近くの渡し船で対岸に渡りすぐの所にあるバーンレーム駅10:10発、メークローン駅11:10着の列車に乗り継ぐ。計20B。この列車が11:30発で折り返す際に市場が折りたたまれる様子が見学できる。戻りは前述のロットゥーでバンコクへ。列車の時刻は変更されることがあるので要確認。
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