旧泰緬鉄道

Thailand-Burma Railway

第2次世界大戦中に日本軍によって建設された、バンコク郊外のノーン・プラードゥックとビルマ(現ミャンマー)のタンビュッザヤを結ぶ全長約415kmの鉄道路線。当時、日本軍は多数の連合国軍捕虜や現地の人々を使役してこの鉄道を建設したが、劣悪な環境と過酷な労働のため、疫病や栄養失調などによる死者数は膨大な数に上った。海外では「Death Railway(死の鉄道)」とも呼ばれている。

戦後、ミャンマー側の全区間と国境からタイのナムトックまでの線路は撤去されたが、タイ側で残された一部の区間では現在も列車が運行されている。カンチャナブリーからナムトックまでは片道2時間30分程度。緑豊かな風景や川沿いの絶景を車窓から味わえる。途中には後述の「クウェー川鉄橋」をはじめ、カオプーン駅近くで垂直の岩壁の間をすり抜ける「チョンカイの切り通し」や、川沿いの断崖沿いに続く約300mの「タム・クラセー桟道橋(アルヒル桟道橋)」などの見どころがある。

写真

  • タム・クラセー桟道橋を走る旧泰緬鉄道

    タム・クラセー桟道橋を走る旧泰緬鉄道

基本情報

最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。