カティー・サーク号

Cutty Sark Clipper Ship

グリニッジ桟橋の近くに横たわる美しい船は、カティー・サーク号。19 世紀の紅茶運搬は、こうした帆船ティー・クリッパーが担っていた。このカティー・サーク号も1859 年に進水して以来、中国やインドから紅茶などを運搬するのに大活躍した快速船だった。しかし、スエズ運河開通により、紅茶の運搬は帆船からスピードが出る蒸気船へと変わっていく。時代の流れから、カティー・サーク号も紅茶運搬から引退。その後は、オーストラリア?イギリス間の羊毛輸送船として活躍した。

ウイスキーのブランド名にもなっている「カティー・サーク」という名は、スコットランド語で「短いスリップ」を意味している。スコットランド人の船主が、詩人ロバート・バーンズの詩に登場する、「短いスリップ」をつけた妖艶な魔女より命名したものだそう。今も船首には、この詩のとおりの魔女の像が付けられている。

写真

  • 船の中がカティー・サークや紅茶運搬の歴史の展示室になっている

    船の中がカティー・サークや紅茶運搬の歴史の展示室になっている

  • 甲板でも展示を見ることができる

    甲板でも展示を見ることができる

  • 船底の下にはカフェレストランな
どがある

    船底の下にはカフェレストランな どがある

基本情報

電話
8312 6608
開館日
毎日 10:00 〜17:00(夏期〜18:00)
最終入場は閉館45分前
休業日
12/24 〜26。不定期閉館することがあるので要確認
料金
£15 オンライン£13.50
最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。