ラインの滝

Rheinfall

ヨーロッパ一の水量を誇る

ヨーロッパ随一の大きさといわれるこの滝は、落差こそ約23mしかないものの、激しく水しぶきを上げる様子は、その迫力でもヨーロッパ随一だ。特に水量の多い雪解け時期の5〜6月は一段とスケールアップする。川の両側の遊歩道からは、轟音を立てて流れ落ちる滝がすぐ足元に見られる。両岸を往復する船や、滝の中央の岩に上陸できる遊覧船もある。

滝への行き方はいくつかある。簡単なのはバス。シャフハウゼン駅前から1番のトロリーバスか6番のバスに乗ると、10〜15分でNeuhausen Zentrumノイハウゼン・ツェントルムに到着。バス停前の横断歩道を渡ると滝へ行く遊歩道の表示があり、そこから滝までは徒歩約5分。

スイス国鉄SBBでアクセスする場合、最寄り駅はノイハウゼン・ラインファルNeuhausen Rheinfall駅。滝の横、北側に立地する駅を背にホームの端につながるブリッジを渡れば、エレベーターがあり、川岸まで下りられる。ノイハウゼン・ラインファル駅までシャフハウゼン駅から約5分で到着。またチューリヒからも乗り換えせずに直接アクセスできる(所要約50分)。

Sバーンで滝の反対側に行く方法もある。シャフハウゼン駅からS12、33番に乗り、ラインの滝上流の鉄橋を渡るとシュロス・ラウフェン・アム・ラインファルSchloss Laufenam Rheinfall駅に到着する。駅から坂を上ると2分で、レストランとホテルのある丘の上のラウフェン城に到着。そこから滝つぼに向かって下りていく遊歩道(CHF5)がある。

4月上旬〜10月中旬、シャフハウゼンの船着場Schiffländeから滝行きのSL型特別バス「Rhyfall Express」(片道CHF6)が出る。5〜9月は毎日運行。

ラインの滝データ

高さ
約23m
水量
平均毎秒600㎥
最大毎秒
1250㎥(1965年)
最少毎秒
95㎥(1921年)

滝の上の花火

毎年夏期には、滝の真上に花火が上がってすばらしい眺め。何千人もの観光客が見物に訪れる。花火は暗くなってからスタート。毎年7月31日に開催。開催時刻は21:45〜

ラインの滝の遊覧船

滝の中央にある岩まで行くFelsenfahrt(CHF20。30分ごと)、滝つぼまで近づくKleine Rundfahrt(CHF7。15分ごと)などがある。5・9月は10:00〜18:00、6〜8月は9:30〜18:30、4・10月は11:00〜17:00の運航。スイストラベルパス不可。URL:https://rhyfall-maendli.ch/en/

写真

  • 船から見るとより迫力が増す

    船から見るとより迫力が増す

基本情報

最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。