シャフハウゼン

Schaffhausen

ライン川沿いの魅力的な古都。この町とライン川とは遠い昔から密接に影響し合ってきた。ここから約4km下流で、川はその1300kmに及ぶ流れのなかでただ1ヵ所滝となって流れ落ち、船の航行を妨げている。川を下る船がやむを得ず荷物をいったん陸へ上げたのが、この町の始まり。商人たちがここに居を構え、倉庫を造り、町の発展に寄与した。近代になってもこの町の発展に深く関わったのは、やはり「ラインの滝」。1866年にその落差を利用した水力発電が始まり、その電力を利用する工場がこの町に建設されるにいたった。
ヨーロッパで最も豪快な滝や、本場ドイツのライン川下りに勝るとも劣らないクルージング、そして中世の面影が色濃く残る旧市街など、ゆっくりと楽しみたいところだ。

シャフハウゼンの歩き方

駅前のバーンホフ通り Bahnhofstrasseはバス乗り場になっており、通りを渡ってどの道でも1本奥へ入ればもう旧市街のフォルシュタット通り Vorstadtに出る。駅を背にして右側に歩いていくと、突き当たりがフロンバーク広場 Fronwagplatz。ここは町で一番にぎやかな所で、市が立ったり大道芸人が集まったりして常に人出が絶えない。フロンバーク広場前から東に延びるフォルダー通り Vordergasseは、この町で最も美しい通りのひとつ。出窓(エンカー)の彫刻や建物の彩色がその豪華さを競い合い、通りを行く人を魅了している。なかでも特徴があるのは騎士の家 Haus zum Ritter。トピーアス・シュティマーの1570年の作品といわれ、装飾のテーマは神話とローマの歴史だ。観光案内所はこの騎士の家のすぐ手前に位置している。通りを進むと、左側に音響効果のすばらしいことで知られる聖ヨハネ教会 Kirche St.Johannが現れる。ここでは2年おきにバッハ・フェスティバルが開催されている。さらに真っすぐ進んでバッハ通り Bachstrasseの交差点を渡ると、ウンターシュタット通り Unterstadtにいたる。

シャフハウゼンへのアクセス

チューリヒからICまたはREで約40分。Sバーン9、12、24番なら約1時間。それぞれ1時間に1本。ヴィンタートゥールからはSバーンで約30分。ボーデン湖畔の町クロイツリンゲン KreuzlingenからSバーンで約1時間、船で約3時間45分、1日3〜4便(冬期は運休)。

写真

基本情報

シャフハウゼン
使用言語
ドイツ語
標高
404m
郵便番号
CH-8200
エリアコード
052(市内通話の場合でも初めにエリアコードをプッシュする)
Schaffhauserland Tourismus
住所
Vordergasse 73
電話番号
(052)6324020
開館時間
5月
月〜金曜 10:00〜17:00
土曜 10:00〜14:00
6〜9月
月〜金曜 9:30〜17:00
土・日曜 10:00〜15:00
10〜4月
月〜金曜 10:00〜17:00
最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。