ロンドン塔Tower of London

地下鉄Tower Hill駅を出たら、そこはもう、かつてロンドン塔が牢獄として使われていた頃は処刑場だった所。処刑は、当時ロンドンの一大見世物だった。群衆が見守るなか、ここで人生にピリオドを打った囚人たちは数知れない。
ロンドン塔へは、駅の案内標識に沿って行けば簡単。地下道に通じる階段を下りると、崩れかかった壁に突き当たる。シティ・ウォール City Wallと呼ばれ、ローマ帝国時代(200年頃)に築かれた砦の一部だ。続いてタワー・ヒルの裏門跡があり、見上げれば堀と城壁に囲まれた中世風の城が目の前にどっしりと構えている。これがロンドン塔だ。塔を左に見ながら下りていくとチケット売り場がある。ここから入口あたりは、この塔の波乱に満ちた歴史にひかれてやってくる、たくさんの観光客でにぎわっている。特にシーズン中は混むが、待つだけの価値はある。じっくり楽しむなら、所要2~3時間はみておきたい。
そもそもは1066年に即位したウィリアム征服王 William the Conquerorが、ロンドンを守るための要塞を建設したことに始まる。一時期には王室の居城として拡大されたが(それにともない、ロンドン塔は城塞全体を指す名前となり、本来の塔はホワイト・タワー The White Towerと呼ばれるようになった)、その後、牢獄として使われた歴史のほうが長く、暗いイメージが定着してしまったのは、塔にとっては不幸なかぎり。王族のほか、ジェフリー・チョーサー、トマス・モアなど、多くの著名人が投獄された。ガイドツアーに参加すると、退役軍人による赤と黒の上衣の衛兵ビーフィーターたちが、誰が、どこで、どんなふうに殺されたかなども踏まえ、塔内の歴史をユーモアを交えて説明してくれる。
「ロンドン塔からカラスがいなくなったとき、王政は没落し、塔が崩れ落ちる」というロンドン塔に伝わる伝説も有名。今でも片方の羽の一部を切って飛べなくしたカラスが塔内で飼われている。
- 住所
- Tower Hill, EC3
- 交通アクセス
- 【地下鉄】Tower Hill
- TEL
- 3166-6000※現地の電話番号になります。日本からおかけの場合は、
イギリスへの電話のかけ方をご参照ください。 - 開館時間
- 9:00~17:30(日・月10:00~、11~2月は~16:30)
※最終入場は閉館の30分前 - 所要時間
- 2時間
- 定休日
- 1/1、12/24~26
- 料金
- £25(オンライン£23.10)
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