ミラノ版システィーナ礼拝堂は見逃せない 聖マウリツィオ僧院
今日はミラノの友人がお勧めする教会、サン・マウリツィオ・アル・モナステロ・マジョーレをご紹介したいと思います。
外観はかなり地味で、通り過ぎてしまいそうになりますが・・・
場所は、ドゥオモと最後の晩餐で知られるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会のちょうど真ん中ぐらいに位置しています。
コルソ・マジェンタ(Corso Magenta)に面しており、ミラノの昔ながらのトラムがガタゴトと走り、ショッピング散策するのにももってこいの地域ですよ。
このポスターを目印にしてくださいね。
1500年代の画家の作品が多く集まっています。1503年にミラノ公、ルド・ヴィーコ・イル・モーロの命で着工されました。(諸説あり)
ミラノの貴族たちの新しい霊廟として、両脇にはそれぞれのファミリーの礼拝所になっています。
1500年代半ばに完成し、色彩豊かで光あふれる内装が高く評価されました。
しかし湿気の多いミラノの土地柄に悩まされ、数回の大掛かりな修復をしています。
最近では2015年1月まで約10年かけて内部のフレスコ画を修復した後に、一般公開されました。
建物は大きく2つの部分で構成されており、奥の部分は僧侶たちのための僧院です。
ミラノのドゥオモなどゴシック様式の建築に携わったジャンジャコモ・ドルチェヴォーノが最奥部の基礎を作ったそうです。
素晴らしいパイプオルガンもあります。
"ミラノのシスティーナ礼拝堂"と呼ばれるその内部は、必見です。
そしてどこかで見たような絵も?
「最後の晩餐」に、
「ノアの箱舟」とわかりやすい題材の絵画が壁いっぱいに飾られています。
それにうれしいのは、入場が無料だということ。
ミラノには数々の知られざる名所が無料で公開されており、また何回かに分けてご紹介したいと考えております。
キエーザ・ディ・サン・マウリツィオ・アル・モナステロ・マジョーレ(Chiesa du San Maurizio al Monastero Maggiore)
住所 Corso Magenta 13
火曜から日曜の9時30分から19時30分まで。月曜休。
入場無料。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。