ヴーヴレ村で女性がビール醸造!マイクロブルワリー「Mary Malty」サントル・ヴァル・ド・ロワール ヴーヴレ発ビール誕生。
ワインの町、ヴーヴレ村でビール醸造をしている女性がいると聞いて、どのビールかと、探していたのですが、今年になってやっと見つけました。新型コロナウイルス感染拡大で、1回目のロックダウンなどの規制のなか、着々と準備を続け、2020年5月に「メリー・モルティ―(Mary Malty)」が生まれました。小さなビール醸造(マイクロブルワリー)で、伝統的な手法で醸造されています。販売も地元生産者さんたちで構成される団体でしか、手に入らない、とても貴重なビールです。
© Microbrasserie Mary Malty
さて、オーナーのジャガリさんは、アジアでワインの仕事をしていた経験の持ち主で、専門が化学分野、特に生化学と微生物学が専門でした。その知識は、現在、ビールづくりに役立てられています。大胆にワインの町で、ビール醸造への転身と、ぜひ応援したいヴーヴレ発クラフトビール「メリー・モルティ―(Mary Malty)」です。
ブロンド(ペールエール・Blond)、アンバーエール(Ambrée)、ポーター(BRUNE)、IPA(India Pale Ale インディア・ペールエール)、ビエール・ド・ノエル、グルテンフリーのそば粉ブロンドと、6種類のビールを醸造しています。
麦芽はオーガニック、品質にこだわったホップ、保存料は使用せずに、無添加無香料で自然のちからで発酵させています。また環境問題の取り組も目指し、プラスティック袋などは使わないなど、さまざまな取り組みを行っています。
新型コロナウイルス感染拡大やロックダウンにも負けずに産声をあげた、ヴーヴレ村のビールを紹介しました。
さて、こちらは先述のように、マイクロブルワリー、小さな醸造所のため、醸造所の衛生管理を保つために見学は行っておりません。また、ビール販売は、NPO団体bioオーガニック食品を扱う AMAにて、またはローカルのエピスリー食料品のお店で販売しています。
■Microbrasserie Mary Malty
ヴーヴレ
・URL: https://www.microbrasseriemarymalty.com/
ビール醸造所見学・試飲はできません。
【文:アンジボー由利子/写真提供:Microbrasserie Mary Malty】
筆者
フランス特派員
リリィ
フランス在住14年目。仏文簿記の国家取得を目指し学習中。
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