ドイツのことばと絶景から、前へ進む勇気と感動が湧いてくる！
続々と登場する「地球の歩き方 旅の名言＆絶景シリーズ」にドイツが加わりました。ドイツといえば、ゲーテをはじめとする作家や哲学者が多くの名言を残している国として知られます。彼らの名言だけでなく、現在も活躍する幅広いジャンルの人たちのことばも多数収録しました。ページをめくるたびにドイツの深い魅力を、じっくり味わっていただけます。
ドイツに関わる幅広いジャンルの人たちの名言集です
指揮者サイモン・ラトルや俳優アーノルド・シュヴァルツェネッガーのようにドイツ人以外でも、ドイツで活躍したり、オーストリアやスイスのドイツ語圏の出身あるいは国籍となった著名人のことばも収録しています。「名言」とはいえ難解なイメージに偏ることなく、ファッションデザイナーやスポーツ関係者、コレオグラファーなど幅広いジャンルで活躍した人たちのことばにも出合えるのが本書の特徴です。
お気に入りのことばを探す楽しみも
幾多の壁を乗り越えてきたドイツ。その中で伝わり続けたことわざも収録しています。編集者のお気に入りは「誰にでも、運命の相手がいるものです。」という愛のことわざと、「人生の半分は整理整頓。」というクスッと笑えるドイツらしいことわざです。本書はどこから読んでもかまいません。あなたのお気に入りのことばを、100本の名言の中から探し出す楽しみ方もあります。
日常の暮らしぶりが伝わる写真や名言も多数
本書では、ドイツの美しく壮麗な城の絶景もたっぷりと収録していますが、ドイツ人の日常の暮らしぶりが伝わる写真も合あわせて掲載しています。絶景とはいえないかもしれませんが、ドイツという国を知るのに欠かせないと思うからです。特に市場は、その国の食文化がわかる大事な場所。このページでは在任中「ドイツのおかあさん」といわれた前首相アンゲラ・メルケルのことばとともに、味わってみてください。
つらいときに寄り添って、心の道しるべとなることば
『アンネの日記』で知られる少女アンネ・フランクが磨きだした宝石のようにきらめく名言も紹介しています。ナチスから隠れて過ごしたつらい日々の中でも、希望を失うことのなかった少女のことばの強さに圧倒され、いつしか自分も元気と勇気が湧いてきます。つらい時にそっと寄り添って、やさしさと愛を注いでくれることばを選びました。
名言は、読む人によって受け止め方が違います。なんとなくピンとこないことばもあるかもしれません。ですが時間を置いてからまた読むと、違う感覚で理解できることばになっていることもあります。この本の中から、あなたの心の道しるべとなることばと、ドイツへの旅ごころがかきたてられる風景が見つかりますように。
「地球の歩き方」が選んだドイツの名言と癒やしの絶景集
ドイツの美しいことばと絶景から、前へと進むパワーをもらう一冊。長年ドイツを取材してきた「地球の歩き方編集者」が名言と絶景スポットを解説します。先人たちが残した力強いことばに勇気づけられ、大きな一歩を踏み出すことができるはず。
※当記事は、2022年11月18日現在のものです
TEXT： 『道しるべとなるドイツのことばと絶景100』編集担当 鈴木眞弓（アルニカ）
PHOTO： iStock
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筆者
地球の歩き方書籍編集部
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。
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