【スロベニア】リュブリャナ城に12月のデコレーションが設置されています

公開日 : 2022年12月22日
最終更新 :

スロベニアでは12月を「veseli december」、つまりハッピーディッセンバーといって長い冬の中でも最も華やぐ時期です。スロベニア各地では、イルミネーションで街が飾り付けられクリスマス用の屋台、マーケットがオープンしています。12月末までのイベントとなります。著者はやっと灯りがついた状態を見に行けたので、レポートいたします。

旧市街のイルミネーション

プレシェーレン広場

©yuki-slomost

写真はリュブリャナ旧市街の入り口、プレシェーレン広場の様子です。高さ17メートル、重さ5トンの大きなクリスマスツリーにはおよそ10キロメートルの電球が光っております。

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この日はワールドカップ決勝戦が終わった直後のことだったので、アルゼンチンの勝利をお祝いするグループに遭遇しました。実はスロベニアとアルゼンチンの関係は希薄ではないので、調子に乗って一緒にお祝いさせてもらいました(笑)。

三本橋の向こうにはライトアップされたリュブリャナ城が見えます。宇宙や、生命の誕生をテーマにしたライトが光ります。

市庁舎側から見たプレシェーレン広場の様子
©yuki-slomost 市庁舎側から見たプレシェーレン広場の様子

市庁舎前のライトアップ

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前にはラジオブースやスクリーンがが設置してあります。そして向こうには大きなツリーや細かなライトアップが光ります。
割と見逃しがちなのですが、この市庁舎の中に入ることができます。そこにも大きなツリーがあるんです。

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ぜひリュブリャナに来た際には、この幻想的なツリーの様子もお見逃しなく!

公会議広場の様子

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リュブリャナ城も入れた広場の光景
©yuki-slomost リュブリャナ城も入れた広場の光景

こちらは公会議広場のライトアップです。細長いランタンがぶら下がっていますが、このランタンのデコレーションは地元の小学生がやったものなんです。きらきら光る電球とは対照的に、とても変わった雰囲気で個人的にはとってもお気に入りです。以前はここにスケートリンクがあったりしましたが、今年はシンプルに広場だけとなっています。

イベントや屋台も復活です

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今年はやっとステージが復活しました。コロナの影響で、こうした野外イベントは中止となっていましたが、今年は毎日のようにジャズなどのコンサート、そして子供向けのイベントも行われます。
本当にマスクをしないで、自由にブラブラできる喜びを今年はかみしめました。大人も子供も楽しんでいる様子をみると本当に心が和みますね。

©yuki-slomost
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出店も復活しました!
クリスマス限定の飲み物といえば、ホットワイン。アルコールを適度に飛ばし様々なスパイスやはちみつ、または砂糖で味付けされたホットワインは冬の風物詩。簡単にご家庭で作る場合もあれば、寒空の下手を温めながら飲むという楽しみ方もあります。
首都リュブリャナでは一杯2.5~3€で提供されています。

そして様々なアクセサリー、小物、おやつなどが売られる屋台も出ているので、記念に立ち寄って購入するのもありですよね。

夜の街歩きを楽しみましょう!

イルミネーションがつきだすのは大体午後の5時。屋台も活発に営業する時間でもあります。毎年、リュブリャナは合計5キロメートルにもなる電球が使われ、今年は79本の本物のモミの木が置かれています。そのうちの5本は本当に大木!そして小さめのモミの木はリュブリャナの小学生やいろいろな団体が、デコレーションをしているものもあって、見るのもとても楽しいです。

ぜひスロベニアの12月を元気に楽しみましょう!

筆者

スロベニア特派員

菊地 由貴

スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。

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