【マレーシア】家族で楽しめるドラゴンフルーツ農園

公開日 : 2023年05月17日
最終更新 :

原産は中南米ですが、実はマレーシアでも栽培されているのドラゴンフルーツ。
幹線道路沿いのロードサイドショップで販売されているものを購入した記事を以前お伝えしました。

【マレーシア】ドラゴンフルーツの生産地を訪ねて

実はクアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur Intrnational Airport)周辺からマラッカ海峡に続く幹線道路沿いはドラゴンフルーツ農園が点在しているいわばドラゴンフルーツ街道のようになっています。
今回はそのドラゴンフルーツを使った多彩なメニューや体験型アクティビティなどのユニークな試みをおこなっているHLドラゴン・フルーツ・エコ・ファーム(HL Dragon Fruit Eco Farm)をご紹介します。

ゆるキャラが目印の農園エントランス
ゆるキャラが目印の農園エントランス

HLドラゴン・フルーツ・エコ・ファーム(HL Dragon Fruit Eco Farm)は主に2ヶ所にわかれています。

・入り口入ってすぐのカフェ、直売所、おみやげ売り場(入場無料)
オリジナルのフードやドリンクを提供するカフェ、同園名物のジャンボカレーパン(大きなパイ生地の中にドラゴンフルーツ味のチキンカレーが入っている)、ドラゴンフルーツ直売所、おみやげ売り場

・ドラゴンフルーツ農園(有料)
ドラゴンフルーツ農園、アイコンともいえる「マレーシア最大のドラゴンフルーツのオブジェ」、展望デッキなど。
※入園料はRM15(約450円)でしたが、カフェかおみやげでRM30(約900円)以上利用でRM10(約300円)のキャッシュバックがあるそうです。ただしプロモーションのため変更の可能性ありとのこと。

敷石もドラゴンフルーツの形をしている
敷石もドラゴンフルーツの形をしている
マレーシア最大のドラゴンフルーツオブジェ
マレーシア最大のドラゴンフルーツオブジェ

農園のアイコンともいえるのが大きなドラゴンフルーツのオブジェ。
広さは3ヘクタールほどとのこと。

着陸直前の航空機の機体が見える
着陸直前の航空機の機体が見える

空港が近いので高度を下げて着陸態勢をとる航空機が見えます。
人気の撮影ポイントとなっているそうです。
こうしている間にも何機も上空を横切っていきました。

低木のドラゴンフルーツの木
低木のドラゴンフルーツの木
なかなか見られない花(提供:HL Dragon Fruit Eco Farm)
なかなか見られない花(提供:HL Dragon Fruit Eco Farm)
ドラゴンフルーツの花は夜のみ咲く(提供:HL Dragon Fruit Eco Farm)
ドラゴンフルーツの花は夜のみ咲く(提供:HL Dragon Fruit Eco Farm)

こちらの幻想的な風景は、夜8時ごろから咲き始めるドラゴンフルーツの花なのだそうです。ナイトビューティ(夜美人)とも呼ばれる花は、その名の通り夜しか咲かずなかなか見ることができないのだそうですが、一気に開花すると大変幻想的で美しいのだそうです。

HLドラゴン・フルーツ・エコ・ファーム(HL Dragon Fruit Eco Farm)では別料金でさまざまな農業体験のアクティビティがあります。
農園ツアー(Farm Tour)、ドラゴンフルーツ摘み取り体験(Dragon fruit Plucking)、ドラゴンフルーツ植樹体験(Dragon Fruit Planting)、自作ドラゴンフルーツ入り巨大パン作り(DIY Dragon Fruits Jumbo Bun)などです。
ドラゴンフルーツ摘み取り体験(Dragon fruit Plucking)はRM38(約1140円)で自分で摘み取った実は持ち帰ることができます。また、自作ドラゴンフルーツ入り巨大パン作り(DIY Dragon Fruits Jumbo Bun)はRM88(約2640円)で、パン作りのほかに選べるランチやドリンクが付いてきます。

※これらのアクティビティは要事前予約

コピティアム風のカフェ
コピティアム風のカフェ

カフェにはドラゴンフルーツを使ったさまざまなオリジナルメニューがあります。
ドラゴンフルーツ・ナシレマ(Dragon Fruit Nasi Lemak)、ドラゴンフルーツ入りパンに入ったカルボナーラスパ(Carbonara Spaghetti with Prawn and Dragon Fruit Bread Bowl)など、ここでしか食べられない珍しいものも。

ドライアイスで霧が演出されたジュース
ドライアイスで霧が演出されたジュース

アイス付きドラゴンフルーツジュース(Lokal Dragon Breath Juices with Ice Cream)RM15.9(約477円)にはちょっとした仕掛けがあります。

ドライアイスのスモークが出ているのですが、これは早朝の農園に漂う霧をイメージしたものなのだそうです。
スモークは一気に出るので撮影する場合は運ばれてきたら急いでくださいね。
近くのテーブルでは小学生ぐらいの子どもさんが大喜びしていました。
大人にとっても映えるデザートではないでしょうか。

ジュースは加糖していないそのままの自家製生ジュース。
アイスと一緒にいただくと甘さと冷たさが絶妙。
もぎたての新鮮なフルーツを楽しめるのは現地ならではの醍醐味です。

実をつけ始めたドラゴンフルーツ
実をつけ始めたドラゴンフルーツ

農園から車で10分ぐらいのところにはビーチやリゾートホテル、また40分ほどで三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港セパン(Mitsui Outlet Park KLIA Sepang)などの観光施設も近くにあります。
クアラルンプールからちょっとしたお出かけにもオススメです。

(撮影by逗子マリナ)
※農園責任者より撮影許可をいただいて撮影しています
※写真の無断転載禁止

施設名
HLドラゴン・フルーツ・エコ・ファーム(HL Dragon Fruit Eco Farm)
住所
Lot 7608, Jalan Besar Batu Satu, 43900, Sepang, Selangor
TEL
01153577687/0178736913(アクティビティ予約問い合わせ)

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。