
【マレーシア】ドラゴンフルーツの生産地を訪ねて

マレーシアでよく見かけるフルーツの1つがドラゴンフルーツ(Dragon Fruits)です。
サボテン科に属し、正式名称はピタヤ(Pitaya)。
原産地はメキシコや中南米などの熱帯地方なのだそうです。
マレーシアでは主に白、紅、黄色の3種類が栽培されているそうですが、市場でよく見かけるのは白と赤のような気がします。旬は4月と9月だそうですが、通年で収穫されています。
南国のフルーツというと甘そうな印象ですが、ドラゴンフルーツはほんのりと淡い甘さであっさりとしていて、固くもなく柔らかくもないという不思議な食感が特徴です。

クアラルンプール郊外、南へ約50kmに位置するマレーシアの空の玄関クアラルンプール国際空港(KLIA=Kuala Lumpur International Airport)。
実はこの界隈にはドラゴンフルーツ農園が多いことでも知られています。
また街道筋に沿ってドラゴンフルーツを販売する屋台が並んでいます。
ドラゴンフルーツの価格はサイズや等級、またどこで買うかによって異なるので一概には言えません。しかし日本でも同様であるように、産地直売は比較的安くて新鮮なものが手に入りやすいです。

ドラゴンフルーツは重さによって等級が決められているそうです。また小さいもので250g前後、大きいものになると1kg近くの重さとなり、大きい方が上等とのことでした。
こちらの屋台でもサイズによって価格が異なっていました。

購入したのはこちらの4個でRM10(約300円)のもの。小ぶりの方が食べやすいかなと思って選びました。
店主の方曰く「これからが旬だけど、特にはっきりとわかるほど味に差はない」とのこと。
また近年、他の作物からドラゴンフルーツ栽培に転作する人が増えてきているとのことでした。

ところでこの赤い色素は服などにつくととれないので、マンゴスチンなどと同様に注意が必要です。
ただしマンゴスチンと違ってホテルに持ち込み禁止と表記されていないこともありますが、カットされたものを購入して部屋などで食べるのは避けた方がよいかもしれません。
クアラルンプール市内のフルーツショップなどではイートインができる店もあるので利用してみてくださいね。
(撮影by逗子マリナ)
※店主に撮影許可をいただいて撮影しています
※写真の無断転載禁止

筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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