イニエスタの日本での引退試合、ヴィッセル神戸対FCバルセロナを観戦。カンプ・ノウに行きたくなりました

公開日 : 2023年06月08日
最終更新 :

前後半に出場したイニエスタ

6月6日に行われたヴィッセル神戸対FCバルセロナの試合を観戦してきました。降雨の中でしたが、ファンも歴代のバルサのゲームシャツを着て会場はお祭り感一色。会場外のグッズ売り場は多くのグッズが早々に完売し、欲しかったマフラータオルは手に入れられず、開戦前から悔しい思いをする羽目に…。

この日のお目当ては今夏でヴィッセル神戸を退団し、日本からも去るであろうイニエスタを見たい、の一心でした。以前イニエスタが出場する試合をスタジアムで見たのは08-09シーズンのカンプ・ノウスタジアム(そのシーズンの得点ランキングはエトー、メッシ、アンリだそう。もちろんメンバーにイニエスタと、現在バルサを率いているシャビ監督もいました)。私にとって“海外でサッカーを観る楽しさ”を気づかせてくれた体験で、 その感謝の気持ちもありました。

そんな私にとって、試合前にスタジアムに出てきたイニエスタがベンチにいるシャビに近づいていく姿でもう感動してしまい、試合前から平常心が保てません。(席からは死角で見えないのに…)試合内容は他記事に譲るとして、バルセロニスタ目線としては、選手交代枠が多いフレンドリーマッチのなか前後半走り続けるイニエスタにとても感動したし、後半交代後、ピッチを後にするイニエスタに今度はシャビ監督が近づいていきあいさつを交わす姿に不覚ながら目頭が熱くなりました。

私は普段あまりJリーグを見ないのですが、彼がいることで確実にJリーグへの関心は高まったし、試合に連れていった小学生の息子は帰路「Jリーグも見に行きたい」と眠い目をこすりながら話していました。初めてスタジアムでサッカーを見た彼にとっても、とてもいい経験になったと思います。私自身もカンプ・ノウをまた訪れたくなりました。

試合中も試合後もチャントで周りを盛り上げていたファン。個人的にはチームアンセムであるhymn "El Cant del Barça"が流れてきてほしかったです(アウェイなので、期待はしていなかったですが…)
試合中も試合後もチャントで周りを盛り上げていたファン。個人的にはチームアンセムであるhymn "El Cant del Barça"が流れてきてほしかったです(アウェイなので、期待はしていなかったですが…)

サッカーに合わせ旅を組み立ててもいいし、“ついで観戦”でも旅はひと味変わる

海外でサッカーを見たい、という方は多くいらっしゃると思います。

ヘビーなファンなら、試合日程が直前に前後する可能性もある海外リーグは“サッカーのために旅行する”スタイルの方が多いと思いますが、コロナ禍を経て、デジタルチケットが主流になってきたことで海外でのサッカー観戦はとても気軽になってきています。(チケットの取り方については「海外旅行時にイベントのチケット手配をする方法(FCバルセロナの場合)」をご覧ください)

自身が旅する日程のなかで試合をやっているか調べると意外な名勝負を目にすることができるかもしれません。筆者は、スペイン旅行でセビリアを訪れた際、当地でスペイン対イングランドの試合が行われる日に当たってしまい、街の中央広場の噴水を占拠したフーリガンや、馬で街を警備する警官に圧倒されました。試合があるのを知ったのが当日で、別の街に移動する日だったため、観戦は地元のバルになってしまいましたが、それはすごい熱気でした。サッカーリーグがある国に旅行される方は、ぜひ当地のリーグの運営サイトなどで試合情報をチェックしてみてください。

筆者

上原 康仁

登山関連情報の発信が多いです。

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