【香港】ネオンサインのイベントが大館で開催中

公開日 : 2023年07月07日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港の象徴である100万ドルの夜景を形成するものの1つとしてギラギラとしたネオンサインがあります。この電飾の成り立ちを知ることができる「霓續(Vital Signs)」というイベントが中環(Central)にある「大館(Tai Kwun)」で9月3日まで開催されています。

ネオンサインと言えば、九龍南部を南北に結ぶ彌敦道(Nathan Road)にせり出している光景が有名で、天井がない観光用の2階建てバスに乗ると頭がぶつかりそうでスリル満点の観光ツアーが楽しめることで人気です。

いろんなネオンサインが展示されます
Courtesy of Tai Kwun いろんなネオンサインが展示されます

看板についての法律がほとんどなかったことから、大きさ、形、色、独特なものが生まれそれがどんどん発展していきました。看板を出す企業にとっては大きな宣伝効果がありました。ただ、近年は時々、老朽化による脱落事故があり政府も2010年から厳しい設置基準を設けたため、せり出す看板が失われつつあります。

サインの背景も知ることができます
Courtesy of Tai Kwun サインの背景も知ることができます

今回のイベントは、なくなりつつある看板の背景や技術などを知ることができるイベントで、過去に撤去され保存されていた看板や新しく作られた看板など20種類が展示されます。看板を見れば「これぞ香港」というのを感じられると思います。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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