2024年の香港は旧正月イベントが完全復活!
新型コロナウイルス期間中はことごとく旧正月のイベントが中止されてきましたが、2024年はなんと”5年ぶり”に復活することになりました。
旧正月と言えば、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の目抜き通りで行われるナイトパレード「國際匯演之夜(International Chinese New Year Night Parade)」が旧正月初日の2月10日20時から行われます。史上最多の12カ国・地域から合計16組のパフォーマーが登場するほか、今年の干支である龍が描かれた9台の「山車」が登場します。日本からは、女性ダンスグループ「アバンギャルディ」、愛知学院大学のよさこいサークル「常笑」、2つのダブルダッチのチームである「Millennium Collection & AutoBahn」が参加します。もちろん地元香港のほか、アメリカ、ドイツ、スペイン、フィリピンなどからもパレードに出ることが決まっており、国際色豊かなパレードとなります。
文化中心(Cultural Centre)を出発し、海港城(Harbour City)を通過して、彌敦道(Nathan Road)にあるシェラトン香港ホテル&タワーズがゴールとなります。
2月11日20時からは、ビクトリアハーバーで花火大会を開催されます。旧正月らしい花火、光、音楽が組み合わされたショーで23分で2万3888発が打ち上げられます。日本は数時間かけて1発、2発…最後にたくさん打ち上げますが、わずか23分で2万発を越えますから、最初から最後までフィナーレが続くと思ってください。
また、前日10日にパレードに参加したグループの一部が11日と12日に尖沙咀東(Tsim Sha Tsui East)の「市政局百週年紀念花園(The Urban Council Centenary Garden)」、青衣(Tsing Yi)にあるショッピングモール「青衣城(Maritime Square)」、湾仔(Wan Chai)にある「利東街(Lee Tung Avenue)」、大圍(Tai Wai)に新しくできたショッピングモール「圍方(The Wai)」でパフォーマンスを見せてくれます。
そして、旧正月3日目の2月12日は沙田競馬場(Shatin Race Course)で競馬が開催されます。ちなみに、私の香港人の知り合いは、午前中に道教の寺院である「黄大仙」または同じ道教の「車公廟(Che Kung Temple)」でお参りをし、午後から競馬を楽しむという流れをずっとしています…笑。
また、旧正月前に香港にいるのであれば、旺角(Mong Kok)にあるフラワーマーケットを訪れてもいいと思います。また、銅鑼湾(Causeway Bay)のビクトリアパークでは「年宵花市」として花や旧正月に関連する商品がいろいろ購入できます。
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。