旧正月のお祝い最終週!サンフランシスコ・2月最終週の様子

公開日 : 2024年02月24日
最終更新 :
筆者 : Katie M

雨と強風が続く2月、プレジデントデーの連休も終わり、寒いながらにも徐々に梅や桜、マグノリアの花などが開花してきました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

バイデン大統領が訪問した週

再選キャンペーンの資金集めや、最近亡くなったロシアの野党指導者アレクセイ・ナヴァルニー氏の未亡人や娘との面会を目的とし、ジョー・バイデン大統領がサンフランシスコを今週水曜日から木曜日まで訪れました。CBSニュースによると、バイデンは水曜日に現地入りし、その日のうちにサンフランシスコで開かれた2つの選挙レセプションに出席、木曜日にナヴァルニー氏の未亡人ユリア・ナヴァルナヤと娘のダーシャ・ナヴァルナヤと面会したあと、木曜日の午後エアフォースワンに乗って、サンフランシスコを後にしました。、

プレジデントデーの連休最終日に大きなデモ

プレジデントデーの祝日である月曜日、サンフランシスコのダウンタウンに1,000人以上の抗議者が集まり、イスラエルによるガザ攻撃の即時停戦を求め、バイデン大統領にイスラエルへの米軍援助を打ち切るよう要求するデモが行われました。

群衆はシビック・センター・プラザからマーケット・ストリートとオクタヴィア・ブルバードのハイウェイ101入口ランプまで行進し、午後1時45分頃から約30分間このハイウェイ101の入り口を封鎖する事態となりました。午後2時過ぎにサンフランシスコ警察から応援の警官が到着し、群衆は穏便に解散する運びとなりましたが、こちらが大きなニュースとなりました。

シビックセンターで新たな試みが始動!

以前お伝えしたサンフランシスコ・シビックセンターの新たなスケート広場、この多目的広場で2024年2月から6ヶ月間の間地域を活性化する目的で新たな無料コンサート・シリーズ「シビック・センター・サウンドトラック」が始まります。

2月末から8月までの間に約75のコンサートが予定されており、順調にいけば2024年末までにさらに50ほどのコンサートが予定されているとのこと。ほとんどがランチタイムのコンサートですが、4月下旬までには木曜日の午後から夕方にかけて、大規模なコンサートがいくつか追加される予定です。

この無料音楽パフォーマンスは、毎週火曜日、木曜日、金曜日の正午から午後3時まで開催されるほか、鯉の壁画で有名な地元アーティスト・ジェレミー・ノヴィによる巨大な鯉の壁画を設置される予定です。

ベイエリア・今週末のイベント

今週末に開催されるベイエリアのイベントを、数件お知らせします。

  • 2024 Chinese New Year Parade:毎年恒例の旧正月をお祝いするパレードが土曜日、5:15 pm to 8:00 pmの間にダウンタウンで催されます。ドラゴンダンスはもちろん、煌びやかな衣装や山車を楽しめるパレードは、メイシーズの前を通り、キーニー通り沿いを中華街まで向かいます。
  • 2024 Chinese New Year Street Fair:同じく土日の二日間は、チャイナタウンにてストリートフェアが開催されます。グラント・アベニューとパシフィック・ストリートのエンターテイメント・ステージでは、中国の民族舞踊、オペラ、太鼓などの中国文化芸術を体験できるほか、120のベンダーが並ぶ屋台など大規模なストリートフェアは、通常約50万人の人が訪れます。土曜日は10 am から4:30 pmまで、日曜日は9 am から5 pmまで開催。

最後に

このコラムを書いている2024年2月23日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコの陽性率は5.6%。2月上旬に比べると一気に減少しています。対してカリフォルニア州の平均陽性率は、6.6%。こちらも減少しています。インフルエンザの陽性率は6.8%。2月上旬は12.3%だったのを比べると、こちらの流行も落ち着いてきた印象です。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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